渋野日向子「ポケモン」の塗り絵で心落ち着かせるも「3人でプレーオフがしたかった」

富士通レディースの最終日は、降雨によるコースコンディション不良のため中止が決定。1打差で2週連続の優勝を逃した渋野日向子は中止のアナウンスを聞いた瞬間、「あー、3パットー!って思いました(笑)」と第2Rの13番ボギーを悔やんでいた。

中止と聞いた瞬間に前日の3パットが浮かんだ

◆国内女子プロゴルフ<富士通レディース 10月15~17日 東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 6679ヤード・パー72>

 富士通レディースの第2ラウンドを終えた時点で、渋野日向子は通算11アンダーの単独3位。最終日は最終組からのスタートで、逆転優勝のチャンスも十分にあった。

富士通レディース初日1番ティでの渋野日向子。このところの好調を受けてかリラックスした表情 写真:Getty Images

 しかし強い雨は止む気配を見せず、コースコンディション不良のため午前10時45分に中止が決定。通算12アンダーのトップタイで並んだ古江彩佳と勝みなみのプレーオフで勝者が決することとなり、渋野は1打差で2週連続優勝を逃した。

 中止のアナウンスが流れると「あー、3パットー!って思いました(笑)」と、第2ラウンドの13番でボギーを叩いたことを悔やんだ渋野。

「予報ではできるんじゃないかとやる気満々で来たので、後悔は感じながら過ごしてきたわけじゃないですけど、中止って聞いた瞬間に3パットが思い浮かんできました」

 古江彩佳、勝みなみと最終組からバーディー合戦となったであろう見どころ満載の勝負の行方は、降雨による中止で文字通り水を差された形となった。

 実際、多くのゴルフファンにとっても渋野が2週連続優勝を成し遂げるのか、見届けたかった人も多いはずだ。

 もちろん渋野も勝ちを意識していただろうが、天候による中止の判断は受け入れざるを得ない。

「どうせなら私の12アンダーで前日を終えて、3人でプレーオフしたかったなっていう思いもあるんですけれど、やり切ったなっていうふうには思います」

9月から5試合連続でトップ10入り

 優勝は逃したが最終的には3位。9月から5試合連続トップ10入り(優勝含む)していることについては「そこは私的にはすごくうれしい。最終日できなかったことはすごく悔しいですけれど、それでもいい位置で終えられているのは、結果的に見ると最近の私としては安定しているのでうれしいです」と笑顔を見せる。

 中止の間は、「ポケモン」の塗り絵をしていたことも明かしていた渋野。

「塗り絵って心を落ち着かせるとか、何も考えないのにはすごくいいと聞いたので。マネージャーさんの家族が優勝祝いで168本の色鉛筆を買ってくれたので、それでやっていました」

 そうして心は落ち着かせながらも、できるなら最後まで試合がしたかっただろう。それにしても最近の渋野のプレーは確実に安定し、勝利への意欲の高まりも感じる。再び勝利をつかむ日は近いはずだ。

この記事の画像一覧へ(7枚)

画像ギャラリー

富士通レディース初日の渋野日向子 写真:Getty Images
スタンレーレディス優勝時の渋野日向子 写真:Getty Images
スタンレーレディス優勝時の渋野日向子 写真:Getty Images
日本女子オープンでの渋野日向子 写真:Getty Images
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでの渋野日向子 写真:Getty Images
住友生命Vitalityレディス東海クラシックでの渋野日向子 写真:Getty Images
富士通レディース初日1番ティでの渋野日向子。このところの好調を受けてかリラックスした表情 写真:Getty Images

最新記事