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- オーガスタ女子アマ優勝の梶谷翼は88位タイ発進と出遅れ【JLPGA最終プロテスト初日】
新型コロナウイルスの影響で2度行われることとなった2021年の最終プロテスト。その2回目が11月2日から城陽カントリークラブでスタート。初日から注目選手が下位に沈むなど波乱含みの展開になっている。
20位タイまでしか合格できない狭き門、最終プロテストがスタート
2021年オーガスタ女子アマ優勝者、梶谷翼のプロテスト初日はほろ苦いスタートとなった。
2021年度JLPGA最終プロテスト初日は、2日、城陽カントリークラブ(京都府)で行われ、3アンダー69で回った高久みなみ、天本遥香、泉田琴菜の3人が首位に立った。
出場112人が4日間72ホールをプレーして、20位タイまでのみが合格する狭き門。アマチュアだけでなく、規定が変わり、今後はなくなる単年登録ですでにツアーに出場している選手や、海外でプロとしての活動をすでに始めている選手なども出場する厳しい戦いだ。
中でも、4月にマスターズの舞台、オーガスタナショナルGCで行われたオーガスタ女子アマで優勝した実力を持つ梶谷は注目選手の一人。しかし、この日はバーディーが全く取れず、4ボギー、1ダブルボギーの6オーバーで88位タイと大きく出遅れた。
10番からスタートした梶谷は、12番でボギーが先行すると、18番、1番と、連続ボギー。4番パー5ではダブルボギーを叩いてしまう。続く5番もボギーとしたが、そのあとは何とかスコアカード通りに耐えての6オーバーだ。
「(今日は)過去一(番)運がなかったです。打ったら目玉かディボットみたいな感じで。そんな中で精いっぱい考えたんですけど、このスコア以外無理ですね」と、疲労困憊の梶谷。
「難しいコースとは思っていたんですが、ここまで落とすとは思っていなかったので。仕方ないかなという感じですかね……」と唇をかんだ。
それでも、残り54ホールに望みをかけることは忘れない。「明日から運が良かったらいいかなと思います。あとはやるべきことをやろうと思います」と、前を向いた。
人事を尽くして天命を待つ。世界の舞台で結果を出し、メジャーでも経験を積んだしぶとさで追い上げに賭ける。
初日を終えてのボーダーラインはイーブンパー
まだ初日を終えたばかりだが、暫定合格圏はイーブンパー14位タイまでの23人。日本女子アマ優勝の尾関彩美悠は1アンダー8位タイと好スタートだが、米ツアーでプロとしてのスタートを先に切っている山口すず夏は、1オーバー24位タイにいる。
QTからの単年登録で今季、ツアー43試合に出場し、現在賞金ランキング56位と、シード権獲得まであと少しの高木優奈は、3オーバー53位タイとやや苦しいスタート。
スタンレーレディスで4人プレーオフにまで残った佐藤心結、元賞金女王平瀬真由美の姪で日本女子オープンローアマの竹田麗央も、同じく3オーバー53位タイからの巻き返しを図る。
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