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- 「ショットは50点」と語った谷原秀人が最終戦で勝利できた理由とは!?
ゴルフ日本シリーズJTカップは、首位でスタートした谷原秀人が一時は池村寛世に逆転されたものの、終盤に再度逆転し、出場13回目にして初優勝を飾った。賞金王レースはチャン・キムが逃げ切り、87年デビッド・イシイ以来の米国出身者によるタイトル獲得となった。
ショットの悪さをカバーした谷原のコースマネジメント
◆日本男子プロゴルフ<ゴルフ日本シリーズJTカップ 12月2~5日 東京よみうりカントリークラブ(東京都) 7023ヤード・パー70>
2年間に及んだ国内男子ツアーの2020-21年シーズンが終了した。最終戦となったゴルフ日本シリーズJTカップでは、谷原秀人が今季2勝目、ツアー通算16勝目を飾った。また、米国のチャン・キムが賞金王のタイトルを獲得した。

大会前は賞金ランキング1位のC・キムを30歳の木下稜介、27歳の稲森佑貴、25歳の星野陸也、23歳の金谷拓実といった比較的若い世代の選手がどれだけ追い詰められるかに注目が集まった。
木下は単独2位以上、ほかの3選手は優勝が条件だったが、今大会の出場者は30人しかいない。数字的に見れば30分の1という確率だ。
逆転賞金王に望みをかけて激しい優勝争いを演じてくれると期待されたが、金谷が単独3位に入るのが精一杯だった。
逆に、優勝争いを演じたのが43歳の谷原と41歳の宮里優作だった。どちらも東北福祉大出身で、国内ツアーで活躍した後、欧州ツアーで戦った経験を持つ。それ以前からメジャーを含めた海外での試合経験が多いという共通点もある。そんなベテランの妙味がこの4日間で十分に発揮された。
開催コースの東京よみうりカントリークラブはそれほど距離が長くないものの、18番パー3に代表されるように高速グリーンが特徴だ。
ライン次第では1メートル以下の短いパットでも入れるのが難しく、それが致命傷になった例がいくつもある。いかに上りの真っすぐなラインを残せるかがポイントになるが、そう簡単に思い通りにいかないのがゴルフでもある。特にプレッシャーがかかる最終日ともなればなおさらだ。
谷原にしても、前年の大会では最終日に18番で3パットのボギーを叩いたことで、優勝したC・キムに1打及ばなかった苦い経験を持つ。
リベンジを果たしたいところだが、意外にも本人には気負ったところがなかった。「30人しか出ていないのはチャンスですが、優れたプレーヤーの30人ですからね。その中で勝つのは一番難しいんですよ」と分析する。
今回は前週を休むほどの腰痛を抱えており、良化したとはいえ、アップダウンの多いコースだけに、いつ再発するのか分からない状況でもあった。
しかも、ショットの調子も良くなかったという。にもかかわらず、通算12アンダーまでスコアを伸ばせたのは、綿密なコースマネジメントにあった。
海外参戦を狙うなら欧州ツアーとの共催試合がチャンスになる
「そこに外してはダメっていうところを常に考えてプレーしています」と、初日から難しいアプローチや下りのアプローチが残るような攻め方を極力避け続けた。
2打リードで迎えた17番パー5でも2打目を確実にグリーン手前に運び、アプローチで1.5メートルに寄せてバーディーを奪ったかと思えば、最終18番でも無理にグリーンを狙わず、寄せやすいグリーン手前にティショットを落としてパーセーブにつなげた。
「今日のショットは今イチだったので、ピンには寄りませんでしたが最低限のところには持って行けたかなと思います。50点ぐらいの評価ですかね」と、優勝しても厳しい採点を自らに下していた谷原。
しかし、海外の話になると「レベルの高いところでやりたいですね。なかなか成績を出せない苦しさもありますが、常にうまい選手がいるところでやることによって、自分が強くなればいいとうい考えです。日本でやる方が楽ですが、そういう人生を選びたくないし、少しでも上を目指して頑張りたいですね」と熱く語っていた。
賞金王に輝いたキムにしても、日本ツアーに参戦する前はカナダツアーや欧州チャレンジツアー、アジアンツアーを転戦してきた経歴を持つ。やはり、上を目指すならどんどん海外に目を向けるべきなのだろう。
幸いにも来シーズンは、欧州ツアーとの共催試合が4月第4週に組み込まれている。その試合で勝てば、翌週からでも欧州ツアーに参戦できるという。
PGAツアーを目指すのも悪くはないが、欧州ツアーへの道が開けた来季は、そこに照準を合わせてもいいのではないだろうか。
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