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- イ・ボミ独占インタビュー「日本で“最後のシーズン”になるかもしれないという覚悟を持って」
初めてシードを持たない状況で初のシーズンを迎える2015、16年賞金女王のイ・ボミ。日本で最後のシーズンになるかもしれないという覚悟を持って臨むというボミが、e!Golf独占で現在のゴルフの状態と心境について語ってくれた。
「スイングはまだ完璧ではない」
国内女子ツアーの2022年シーズンがダイキンオーキッドレディス(3月3~6日)から開幕する。2015、16年賞金女王のイ・ボミは、シードを持たない状況で初のシーズンを迎える。現在のゴルフの状態と心境について聞いた。

――韓国でオフはどのように過ごしていましたか?
シーズン開幕に向けて一生懸命に練習していました。リフレッシュを兼ねて済州島に行ったのですが、ほとんどゴルフ場で練習とラウンドをしていました。それにしても気温が低くて、震えるほど寒かったです。
――コンディションや準備状況は万全といったところでしょうか?
今までオフはアメリカや日本に早めに入って合宿していたのですが、コロナ禍もあってそれができず、初めて国内で調整しました。ただ、ゴルフ場のスタッフがものすごく良くしてくれて、自分が修正したい部分や課題をたくさん試すことができました。
――ここ数年、悩んでいるスイングはどのような状態でしょうか?
もう少し一貫性のあるスイングをしたいのですが、そのためには練習する時間がもっと必要だと感じます。個人的には練習量が少し足りていないかなと感じますし、練習を続けるための体力も足りないかなと感じます。正直に言えば、まだスイングは完璧ではなく、まだ手探りが続いている状態です。ドライバーからウェッジまでのスイングすべてにおいて、納得しているとは言い難いです。開幕に向けては不安と期待が入りまじっているというのが本音です。
――新たにクラブも変更したと聞きました。
ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンまですべて新しいモデルに変えたので、それに慣れる時間も少し必要かなと感じています。
開幕戦から5連戦の予定
――2011年に日本ツアーに参戦してから、今季初めてシードがない状態でのシーズンとなります。
それがものすごく変な感じなのですが、昨シーズンのコロナ禍の影響で出場できなかった試合が保障された分を含めると、幸いにも今季は14試合の出場が可能だと聞いています。とりあえずは今週の開幕戦から「ヤマハレディースオープン葛城」(3月31日~4月3日、静岡県・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース)までの5試合には出場します。とにかく一生懸命にやるしかないと思っています。私の人生にも、これだけ悩み、こんな辛い時期があったんだと、振り返ったときにそれが自分の力になることもあるでしょうから、前向きに考えています。
――そうなると、目標はまずリランキングから出場試合数を増やすといったところでしょうか?
私が目指す目の前の目標は、3日間、4日間の試合で毎日、自分が納得できるプレーができたらそれだけで満足ですし、すごくうれしいです。ここ数年の試合では、1日だけ成績が良くて、残りの2日はずっと悩んでいましたから。とにかく一貫性のあるプレーを続けることを心掛けていきたいです。
――優勝について、今はまだ考えられないでしょうか?
正直、今は上位で争う選手たちとは、戦えるレベルではありません。自信がないからではありません。そうはっきりと言えるのは、いよいよ“自分との戦い”を始めたと感じるからです。
――とはいえ、リランキングや優勝でシード復帰という可能性もありますよね?
もちろん良い結果が残せればうれしいですし、今よりももっと前向きに楽しくゴルフや試合ができる状況になっているかもしれません。とにかく良い成績が出るか出ないかは、やるしかないですね。可能性がある限りはベストを尽くしたいです。
今は「引退したい」とは思わない
――今年8月で34歳になりますが、ここまでゴルフを続けていると想像していましたか?
28歳で結婚して、そのままゴルフをやめると思っていました(笑)。それからもう5年が経ちましたから、人生は想像した通りにはいかないものです。というのも、15年に初めて賞金女王になった時が28歳で、全盛期だった頃です。そこからゆっくり坂を下っていく予定でしたが、ものすごく速いスピードで回転ジェットコースターのように下っていくような感覚があったのですが、それは一度頂点に立ったから、下りが速いのかなと考えています。
――この間、“引退”や引き際について考えたことはありますか?
引退という形はスポーツ選手それぞれ、考え方が違うと思います。私の場合は「引退したい」と思うことがないんです。自分の口から「引退する」と言えません。ゴルフはずっと続けたい気持ちがあります。今シーズン、良い結果が出ればどんどん前に進んで行きますし、仮に結果がダメだったからといって落胆することもありません。
――ちなみに現在のイ・ボミ選手を見る“周囲の目”はどのようなものだと感じますか?
きっと、今年が日本で最後のシーズンになると思っているんじゃないでしょうか(苦笑)。ただ、それは私も分かっているところです。自分でも本当に今年が日本での最後のシーズンになるかもしれないという覚悟を持って、試合に挑みたい。ただ、ゴルフを考えすぎるのも良くないので、時には美味しいものを食べて気分転換したり、先輩や後輩たちとも楽しい時間を過ごしたいです。
――開幕戦に向けての意気込みをお願いします。
開幕戦は人数制限がありますが、有観客で行われるとあって、久しぶりに多くのファンの前でプレーするのがすごく楽しみです。今年はたくさんの笑顔が見せられるプレーをしたいと思っているので、応援よろしくお願いします!
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