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- 稲見萌寧と西村優菜が口にした初優勝・西郷真央の“スゴさ”とは
2022年シーズン開幕戦を制したのは20歳の西郷真央だった。通算10アンダーでの逆転優勝。ライバルたちは西郷の実力にどのような印象を持っているのか。
西郷の強さは「ショットの安定感」
国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でツアー初優勝を果たした西郷真央。
昨季は優勝こそなかったが、2位7回を含むトップ10入りが21回、賞金ランキング4位とルーキーながら存在感は抜群だった。師匠であるジャンボ尾崎から指導を受けていることも、スケールの大きさを感じさせてくれるが、悲願の初優勝は彼女にとってはまだ通過点に過ぎない。
これからどんどん成長していく西郷の実力を、ライバルたちはどのように見ているのだろうか。
今大会を単独3位で終えた“プラチナ世代”の西村優菜はこう語る。
「去年も何回か回らせてもらいましたけど、ショットの安定感もすごかったし、強いプレーヤーなので勝ったことに驚きはありません。本当におめでとうと言いたいです。これからもたくさん勝っていく選手だと思います」
昨季賞金女王の稲見萌寧は、今大会を10位タイで終えた。昨年は西郷と何度も優勝争いをしており、間近でプレーみたからこそ、そのうまさが分かっている。
「去年もそうでしたが、いつ勝ってもおかしくない選手。アマチュアのときから一緒に練習をさせてもらっていますが、本当に安定している。ショットメーカーでもありますし、最初の2日間を回っていても、アプローチがいいイメージだったので、難しいところにいってもパー取れたりとか、ピンについたときにはちゃんとパターが入る。入らなくてもショットがそこそこいいところにいくので、パーかバーディーのゴルフがずっとできていました。なので、(優勝したのは)特に驚きはなくて、やることをやって、当り前のように勝ったという感覚です」
稲見は西郷がいつ勝ってもおかしくない選手と認める。この先も優勝を重ねるライバルになることは間違いない。
ただ、稲見は「(西郷選手は)もちろん優勝争いをする選手なんですけれど、今は自分との戦いが一番です」と、あくまでも自分のやるべきことに集中すると語っていた。
まだシーズンは始まったばかりだが、若い世代の戦いから目が離せない。
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