少しのミスがボギーにつながる難しい状況
今季開幕から5試合で3勝と圧巻の強さを見せつけている西郷真央。富士フイルム・スタジオアリス女子オープンの初日も前半から安定したゴルフを見せた。

4番パー4、5番パー4で連続バーディー、8番パー4でもバーディーを難なく奪取。後半の10番パー4でもスコアを伸ばして、一気に上位へ。
このまま残りのホールでもスコアを伸ばすと予想されていたが、14番パー4からまさかの3連続ボギー。一体何があったのだろうか?
「最初(14番)は段の下から3パット。2つ目(15番)は奥のカラーから3パットで、もう1つ(16番)はグリーンの段に当たって落ちてきて、アプローチを寄せられずボギーでした」
西郷はボギーの原因を「風の影響によるミスショット」と分析する。
「前半は思ってる以上に上出来なプレーができたのですが、後半は風も出てきて、少しのミスがボギーにつながる難しい状況が多くて、スコアを伸ばすことができませんでした。結構、風が舞ったりタイミングによって強さもかなり変わったりして、今日は難しい1日でした。自分が思っているショットが打てる回数は増えていたので、自信持っていきたい」
とはいえ、アンダーパーでのラウンドで順位は27位タイ。首位の大里桃子とは5打差だが「明日も引き続き自分の納得がいくショットを打っていきたい」と巻き返しを狙う。
西郷真央(さいごう・まお)
2001年10月8日生まれ、千葉県出身。2019年、高校在学中にプロテスト合格。2020-21年シーズンはトップ10フィニッシュが21回と安定した成績を残した。2022年シーズンは開幕戦で初優勝を挙げると、4戦目となるアクサレディス、5戦目のヤマハレディースと連勝、早くも3勝目を挙げた。島津製作所所属。