2時間超の“死闘”も敗れた吉田優利「ティーショットがもう少しフェアウェイに置ければ…」

“プラチナ世代”の吉田優利が、2時間に及ぶプレーオフの末に敗れた。それでも「最近はすごくゴルフが良くなってきている。またいつか勝つチャンスがある」と満足げだった。

惜しくも敗れはしたが「良いプレーオフだったかなと思います」

◆国内女子プロゴルフ<KKT杯バンテリンレディスオープン 4月15~17日 熊本空港カントリークラブ (熊本県) 6499ヤード・パー72>

 最終日を7位タイからスタートした吉田優利は、前半3バーディー、後半1バーディーの68で回り、通算8アンダーでホールアウトしていた。

プレーオフは持ち前の笑顔を封印した吉田優利 写真:Getty Images

 前日からスコアを4つ伸ばして満足していたところ、後続の最終組で西村優菜、植竹希望がそれぞれスコアを伸ばせず、吉田と同じ8アンダーに。最終的に吉田、西村、植竹、小倉彩愛の4人によるプレーオフに突入した。

 1ホール目に西村、2ホール目に小倉が脱落して、最後は吉田は植竹との一騎打ちに。ツアー通算2勝の吉田の表情は終始、淡々としたものだった。

「勝つまで集中し続けなきゃいけないですし、ニコニコしてる暇もないというか。別に無理してニコニコしなくても良いと思っています」

 それだけ緊張感が漂っていた。一つの判断や気の緩みがミスショットにつながることを吉田はよく理解していた。

 決着がついたのは6ホール目。吉田は第3打をグリーンオーバーしてパー。植竹がバーディーを奪い、惜しくも優勝を逃した。

 ツアー史上最長の2時間にも及ぶ死闘が繰り広げられ、試合後の会見でプレーオフの悔いが残る点について聞かれた吉田はこう振り返った。

「すべて良かった方だとは思いますが、本当に強いて言うなら、ティーショットがもう少しフェアウェイに置ければ良かったかなと思います。でも、フェアウェイに行っても、ピンをしっかりと狙えるか狙えないかは運次第のところもあるので、それくらい良いプレーオフだったかなと思います」

 勝負には紙一重のところで敗れたが、それでもプレー内容には満足していた吉田。

「長い1日でしたが、すごく良いゴルフができたので、次につながると思います。4人でプレーオフをするのは初めてで、プレーオフ自体も2回目でしたが、本当に楽しくプレーをすることができました」

「最近、ゴルフがすごく良くなってきていて、それが如実に結果に出ています。こういうゴルフを続けていれば、またいつか勝つチャンスがあるんじゃないかなと思います」

 今季は7試合に出場して、今大会の2位タイを含むトップ10入りが3回。メルセデス・ランキングと賞金ランキングは、ともに7位と好調を維持している。

 ツアー3勝目が近づいていることを証明した大会だった。

吉田 優利(よしだ・ゆうり)

2000年4月17日生まれ、千葉県出身。2019年プロ入り。西村優菜、古江彩佳、安田祐香らと同学年の“プラチナ世代”の一人。2021年「楽天スーパーレディース」でツアー初優勝を飾り、同年の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」でも優勝を遂げた。エプソン所属。

【写真】惜しくも敗れた吉田優利など「プラチナ世代」の活躍を振り返る

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