参考は韓国女子ツアーの広報モデル?原英莉花、吉田優利ら6人が“JLPGAブライトナー”就任

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が新たなプロジェクトを立ち上げた。その名も“JLPGAブライトナー”。いわゆる協会の広報担当として、ツアーを盛り上げていく選手たちのこと。今回は6選手が選出されたが、活動の意図は?

◆国内女子プロゴルフ<ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 5月5~8日 茨城ゴルフ倶楽部 西コース (茨城県) 6680ヤード・パー72>

女子プロゴルフの未来を輝かせる活動を

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)にとっては、ある意味、悲願だったのかもしれない。今週開催のメジャー、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップを前にJLPGAが新たな制度に取り組むことを発表した。

 その名も“JLPGAブライトナー”。目的は「JLPGAツアーの代表としての役割を担い、女子プロゴルフの未来をもっと鮮やかに、もっと美しく輝かせるための活動を行う」というもの。

2022年JLPGA Brightenerの6人 写真:Getty Images

 今回はJLPGAが定める独自の基準や方法によって、6選手を選出。今回は青木瀬令奈、大里桃子、勝みなみ、申ジエ、原英莉花、吉田優利が選ばれた。

 初代JLPGAブライトナーは、シード選手50人の投票と協会の依頼に同意した上位6人という。同制度の立ち上げにあたり、参考にしたのは韓国女子ツアーのKLPGA広報モデルだという。JLPGAは「立ち上げにあたっては、10年以上続いている韓国KLPGAの広報モデルを参考にしています」と説明。

 韓国女子ツアーでは2009年から立ち上がった「KLPGA広報モデル」は、今年で第14代目の選手が選出されている。これまで日本ツアーで馴染みのイ・ボミやキム・ハヌル、アン・シネ、ユン・チェヨン、ペ・ソンウなどが選ばれ、各種イベント参加や慈善活動のほか、公式YouTubeなどへの出演、メッセンジャーアプリの「カカオトーク」では公式スタンプの制作しファンとの距離を縮め、ツアーの魅力を伝えている。

 吉田は「SNSが得意なので、女子プロゴルフ界を盛り上げられるように頑張ります」と意気込んでいた。

 ブライトナーに選ばれた選手たちの任期は今年末までで、来年以降の選出方法は未定。今後はSNSでのブランディング活動やグッズ販売などを予定しており、ツアーの盛り上げ役に一役買って出た選手たちの活動に注目したい。

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吉田優利 写真:Getty Images
吉田優利 写真:Getty Images
吉田優利 写真:Getty Images
原英莉花 写真:Getty Images
原英莉花 写真:Getty Images
原英莉花 写真:Getty Images
原英莉花 写真:Getty Images
勝みなみ 写真:Getty Images
勝みなみ 写真:Getty Images
大里桃子 写真:Getty Images
大里桃子 写真:Getty Images
大里桃子 写真:Getty Images
申ジエ 写真:Getty Images
申ジエ 写真:Getty Images
青木瀬令奈 写真:Getty Images
青木瀬令奈 写真:Getty Images
青木瀬令奈 写真:Getty Images
2022年JLPGA Brightenerの6人 写真:Getty Images

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