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- 今平周吾が2週連続Ⅴを達成! 元MLBの松坂大輔氏も「79・79」で32位タイに入る
プロとアマが同組で戦う試合形式の「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」。最終日は今平周吾と大槻智春、近藤智弘の3人によるプレーオフとなったが、2ホール目でバーディーを奪った今平が優勝。前週の「ダイヤモンドカップゴルフ」に続き、2週連続優勝を飾った。
松坂大輔氏はパー5で3メートルのイーグルチャンスにつける場面も
今大会はツアーの中で唯一のプロアマ戦ということで、通常とは異なる試合形式で行われた。各日、プロ2人、アマ2人の組み合わせとなったが、初日、2日目はアマチュア2名がダブルスを組み、3日目、4日目はシングルスクラッチ戦となった。
ダブルス戦には元プロ野球選手の宮本慎也氏、谷繁元信氏、和田一浩氏、佐々木主浩氏が参加。その中で谷繁・和田組がイーブンパーで首位と3打差の6位に入った。
注目を集めたのはシングルスクラッチ戦に出場した松坂大輔氏だ。結果は2日間を79、79で回り、首位と18打差の通算18オーバー・32位タイだったが、要所でポテンシャルの高さを見せた。
自身にとっての第1ラウンドでは、300ヤードのドライバーショットを武器に、9番パー5で2オンに成功。惜しくも3メートルのイーグルを決めることができなかったが、見守るギャラリーを大いに沸かせた。
「プライベートのラウンドと違い、18ホールをずっと集中してプレーすることは新鮮だったし、楽しかったですけど、めちゃくちゃ疲れました」と松坂氏。高校時代の甲子園球場から始まり、日本のプロ野球、メジャーリーグと、常に大観衆の前でプレーしてきただけに、観られることには慣れているはずだが、ゴルフは野球とは勝手が違うという。
「ギャラリーとの距離が近く、シーンとした中でのプレーだとより視線を感じるというか、緊張しますよね。体が固まってしまうことが何度かありました(笑)」と振り返る。
将来的にはアマチュア競技にも参加したいという松坂氏。ゴルフでも怪物ぶりを発揮するときがくるかもしれない。
自分の感覚を消さない程度の軽めのトレーニングが奏功
プロ部門では3人によるプレーオフに突入する激戦が繰り広げられた。
16年の谷原秀人以来という2週連続優勝を狙っていた今平周吾だが、試合展開的に達成できるとは途中まで考えていなかったという。
「16番パー3で2メートルのバーディーパットを外して厳しいと思ったんですけど、17番パー4でバーディーを奪えたことでチャンスがあるかなと思いました」と今平。
この時点で大槻智春、そしてこの日59をマークし、18位タイから一気に首位タイに浮上した近藤智弘と通算22アンダーで並ぶ。
そのままプレーオフに突入すると、1ホール目にボギーを叩いた大槻が脱落。44歳のベテラン・近藤との一騎打ちとなる。プレーオフ2ホール目も18番パー4で行われたが、先に4メートルにつけた近藤に対し、今平は5メートルのバーディーパットを残す。ほぼ真っすぐだったというラインをど真ん中から放り込み、近藤にプレッシャーをかける。
入れなければという思いが強かったのか、近藤のパットはカップの右をすり抜け、今平に今季2勝目、ツアー通算7勝目が転がり込んだ。
「例年は後半から調子を上げるんですが、今年は前半から調子がよく、いい感じで回れています」と今平。昨年はシーズン中にハードなトレーニングを課していたが、今年は自分の感覚を消さないように軽めのトレーニングに変えたことが、好調の要因だという。
まだ試合数が残っているものの、自身3度目の賞金王を目指し、今後も1戦1戦を大切に戦っていくつもりだ。
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