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畑岡奈紗が全米女子プロで日本勢最上位の5位「最低限の目標はクリア」 渋野日向子は体調不良で棄権
海外女子メジャーの「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で畑岡奈紗が日本勢最上位の5位でフィニッシュした。渋野日向子は体調不良で第3ラウンド前に棄権した。
最終日にアンダーパーを出したのは畑岡奈紗を含む4人だけ
米女子ツアーメジャー第3戦のKPMG全米女子プロゴルフ選手権の最終日に35位から出た畑岡奈紗が4バーディー、1ボギーの69で回り、3つスコアを伸ばして通算1アンダーの5位タイでフィニッシュした。
この日、アンダーパーで回ったのは畑岡を合わせて4人と難易度の高いセッティングにも対応できる技術が随所に光った。
インコースの前半は1バーディー、1ボギーとしたが、後半は一気に猛チャージ。4番パー4では下りの7メートルのバーディーパットを決めると、6番と9番のパー5でもバーディー。他の選手が崩れるなか、畑岡は後半をボギーなしでスコアを伸ばした。
メジャーでのトップ10入りは昨年6月の全米女子オープン(2位)以来。ホールアウト後には「6番でスコアボードとか、最終組が前でプレーしていたので、いろいろと見る時間があった。『最終組でもスコアを落としているんだな』というところで、アンダーで終われたら、トップ10も見えてくるのかなと考えていた。そこ(6番)から2バーディーを取れたのは大きかった。最終的には今日はアンダーで終わるという最低限の目標はクリアできたと思います」と振り返った。
畑岡は一時帰国後、次戦のメジャー第4戦のエビアン選手権(7月21~24日、フランス・エビアンリゾートGC)に備える。
また、他の日本勢では西郷真央と笹生優花がともに通算4オーバーの30位タイ。決勝ラウンドに進んだ渋野日向子は、体調不良のため第3ラウンドのスタート前に棄権した。
渋野は初日、2日目ともに体調不良のため取材対応をしていなかった。渋野の次戦は約1カ月後のエビアン選手権の予定で、十分な休養を取って次のメジャーに備える。
畑岡奈紗(はたおか・なさ)
1999年1月13日生まれ、茨城県出身。2017年プロ入り。渋野日向子、原英莉花らツアーを席巻してる「黄金世代」の一人。2016年「日本女子オープン」で史上初のアマチュア優勝を成し遂げ、2018年の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米ツアー初優勝を日本人最年少で達成。アビームコンサルティング所属。
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