「点滴の効果がある粉末」を飲んで出場権死守へ! 大出瑞月がノーボギーの67で4位タイ発進

第1回リランキングを次週に控えた「資生堂レディスオープン」。下から上がってくる選手がいれば、当然上から落ちてくる選手もいる。昨年のファイナルQTで4位だった大出瑞月は現在34位まで順位を落としている。その大出が、初日、5アンダーの4位タイと好スタートを切った。

月曜日にかかった熱中症から体調の戻らない中

◆国内女子プロゴルフ<資生堂レディスオープン 6月30日~7月3日 戸塚カントリー倶楽部・西コース(神奈川県) 6570ヤード・パー72>

 今季17試合に出場しながら、最高位が16位にとどまる大出瑞月。昨年のファイナルQTでは4位に入り、今季前半戦の出場権を手にしていたが、現在のリランキング順位は34位と30ランクも落としてしまっている。

4年ぶりのシード権獲得へ、まずは出場権を死守したい大出瑞月 写真:Getty Images

 このままでは、18年以来4年ぶりのシード権を獲得するどころか、後半戦の出場すらままならない。リランキングまであと2試合と、いよいよ待ったなし状態になってきたが、「資生堂レディスオープン」初日を5バーディ、ノーボギーの67で回り、4位タイの好スタートを切った。

「最近ショットが悪くて、今日も悪かったんですけどね」と、首を傾げる。体調からしてあまりよくはなかった。実は、今月の27日に出場した日本女子オープンの予選で熱中症になったという。

「まだ完全にダルさなどが抜けきらない感じですね。ただ、昨日までひどかった頭痛が今日になってようやく取れた感じはします」

 自分のイメージどおりにはスイングできないものの、この日に限ってはそれが幸いした。

「自分のボールが曲がる方向が分かるので、それを計算してティーショットした結果、フェアウェイをとらえてくれました。無理をせず、気をつけて打っていたのがよかったかもしれません」

 151センチと小柄だが比較的アグレッシブに攻めるタイプで、それが成功すると爆発的なスコアをマークするが、一つ間違えるとオーバーパーになることが多かった。

 あえて安全策をとったことでフェアウェイキープ率が高くなり、打ちやすいところからピンを狙えたことが好スコアにつながったともいえる。

 とはいえ、初日の最高気温は36.1度と猛暑日となり、容赦なく太陽が照り付けてくる。2日目もその傾向は変わらない予報だけに、体調を考えれば、大出にとって2日目は熱中症対策が一番の課題となる。

「とりあえず、水分をたくさんとります。今日は点滴の効果がある粉末状のものを水に溶かして飲んだり、経口補水液のゼリー状のものを飲んだりしました」

 ただ、氷のうの氷は3ホールぐらいで溶けるようで、コース内でそれを補充できなかったという。

「できれば明日からは補充できるようにしてもらえると助かります」と、大出。大会側によれば、この日も氷はコース内に用意はされていたが、さらに補充を徹底する予定だ。

 いずれにせよ、大出にとってリランキング順位を上げるにはまたとないチャンス。暑さ対策をし過ぎるぐらい万全にしておきたいところだ。

大出 瑞月(おおいで・みづき)

1997年11月21日生まれ、群馬県出身。2016年にプロテスト合格し、17年にツアーデビュー。翌18年には初シードを獲得。4年ぶりのシード復帰を目指す。サーフビバレッジ所属。

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