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- プロテスト受験資金300万円は谷頭さつきの手に! 2日間首位の荒川侑奈は5位タイに沈む
「昨年のプロテストを受験して不合格だった者」が出場資格の「ISPSハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」の最終日。3アンダー・69で回った谷頭さつきがツアー外の大会としては破格の優勝賞金300万円を手にした。
受験4回のうち3回は最終プロテストに進んでいる谷頭
3人でのプレーオフを制して、谷頭さつきがプロテスト受験資金300万円を獲得した。
「昨年のプロテストを受験して不合格だった者」が出場資格の「ISPSハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」は15日、茨城・太平洋C大洗シャーウッドCで最終ラウンドを行った。
通算5アンダー首位でスタートした荒川侑奈、千葉華に1打差の3位タイでスタートした谷頭は、雨の中、17番まで7バーディー、2ボギーでプレーして通算9アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位で最終ホールを迎えた。だが、ここでまさかのダブルボギーを叩き、通算7アンダー。千葉、奥山純菜とのプレーオフにしてしまった。
「プレーオフに行くということはまだ全然チャンスがあるということだと思いました」と、ポジティブに臨んだ1ホール目。谷頭はバーディーを奪ったが、奥山もバーディーで、パーの千葉が脱落。2ホール目に奥山がボギーを叩いて、谷頭の優勝が決まった。
1999年5月9日生まれ、23歳の谷頭。プロテスト挑戦は過去4回で、うち3回は最終まで進んでいるが、2019年は最終日まで残れなかった。20年度(21年6月実施)、21年度はいずれも4日間プレーしたが、力及ばず不合格。この優勝で弾みと賞金300万円という強力な後押しを得て、今年、5度目のプロテストに挑む。
9度目の挑戦への決意を新たにした荒川
プレーオフ2ホール目で敗れた奥山は、4バーディーを奪い、通算8アンダーで最終18番を迎えた。だが、短いパットを外してボギー。プレーオフ2ホール目で敗れた。
首位タイでスタートした最終組の千葉は、1組前の谷頭が通算9アンダーに伸ばしていることを知り、マイペースでプレーしていた。ところが18番に来た時、谷頭のスコアが7アンダーになっているのを見て一気に緊張したという。その時点で千葉は8アンダー。気負いが出たか、結果、このホールをボギーにしてしまった。
1週間前にギックリ腰になり、不安を抱えてプレーしていただけに、18ホール終了後に一度、緊張から解放されて涙を流す一幕もあった。その後のプレーオフで敗れたが「自分の考える力や今までやってきたことが、ちゃんと実になっていたというか正解だった」と、2位に終わったとはいえプロテストに向けて自信を深めた。
初日に単独首位に立ち、この日も首位タイでスタートした荒川は、スコアを伸ばせず通算5アンダー・5位タイに終わった。「今年はプロテストに合格してQTに出て、来年は試合に出られるように」と今後の目標を口にした。26歳の荒川は、9度目の挑戦だけに気持ちをさらに引き締めて臨む。
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