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- 18歳・櫻井心那が4位タイ発進! 実は下部ツアー“賞金ランク1位”の選手だった
2004年生まれの18歳・櫻井心那が「北海道meijiカップ」の初日、2アンダーで4位タイ発進を決めた。レギュラーツアー出場は2度目ながらも、落ち着いたプレーで好スタートを切った。
「北海道でのゴルフも初めてで洋芝に苦労しました」
◆国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月5~7日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道) 6557ヤード・パー72>
昨年のプロテストに一発合格した、2004年生まれの18歳・櫻井心那。レギュラーツアー出場は今年の「ほけんの窓口レディース」以来、今大会(北海道meijiカップ)が2度目だが、堂々としたプレーでスコアをまとめた。
出だし10番パー4をボギーとするも、12番パー5でバーディーを奪い、15番パー4、16番パー4と連続バーディー。17番パー3をボギーとして後半へ。
5番パー4をボギーにしたが、6番パー5では、残り40ヤードの3打目を1.5メートルにつけてバーディー。7番パー3もピンそば2メートルにつけ、連続バーディーを決めた。5バーディー、3ボギーの「70」、2アンダーの4位タイで初日を終えた。
「今日はボギースタートで少しふわふわしていて、風も強く、グリーンも小さい。北海道でのゴルフも初めてで洋芝に苦労しました。それでもドライバーショットがフェアウェイに乗ったので、前半はそこから打てたのが良かったです」
今季は下部ツアーで初優勝
プロ入り後、今季はステップ・アップ・ツアーが主戦場だが、ここまで8試合に出場して、6月の「ECCレディスゴルフトーナメント」でプロ初優勝を成し遂げている。しかも、すべて予選通過で、3位タイが2回、5位が1回で、現在同ツアーの賞金ランキング1位を走る。
自慢の武器は、240ヤードを飛ばすドライバーショット。
「レギュラーツアーに出て、ドライバーの飛距離はそこまで変わりないけれど、アプローチとパットでレベルの差は感じます。ほかの選手はみんな“寄せワン”のパーを取ってくる。自分はまだまだ下手だなと」
とはいえ、初めてにもかかわらず、北海道のコース特有の洋芝でスコアをまとめてくるところは、ステップ・アップ・ツアーでの経験がしっかりと生かされている。
ちなみに、憧れの選手は小祝さくら。その理由については「ジュニアのときから大好きで、ミスがあっても淡々とプレーしている所がすごいなと思っていて、あとは運動神経が悪いって言っているのを何かで読んで、私もそうなので(笑)。それなのにトレーニングをたくさんしているのとかを見て、努力家ですごいなと尊敬しています」と笑顔を見せる。
目標は、ステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1位で、来季のレギュラーツアー出場権を得ること。今大会は、現在の実力を知るにはもってこいの場所だ。
「トップ10入りを目指したいです。3日間アンダーで回れたら自信になります。力試しです。自分の足りないところを見つけていきたい」と意気込む。
櫻井心那(さくらい・ここな)
2004年2月13日生まれ、長崎県出身。2021年11月、プロテストに合格。尾関彩美悠、佐藤心結らと同期のJLPGA94期生。22年はステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、6月に行われた「ECCレディスゴルフトーナメント」でプロ初優勝を飾る。所属はフリー。
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