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- 欠場&棄権者続出の女子ツアー “夏場”を乗り切れた者が後半戦を制する?
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」で、事前エントリーした選手のうち6名が欠場、棄権が3人(2ラウンド開始時点)と、夏場に入ってからコンディション調整に苦しむ選手が増えている。
コンディションを崩す選手が続出
◆国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月5~7日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道) 6557ヤード・パー72>
夏にゴルフをするには快適な北海道。今週開催されている国内女子ツアー「北海道meijiカップ」も連日、天候に恵まれ、初日の気温は22.4度、2日目は21.4度ととても過ごしやすい。
東京や大阪の蒸し暑さに慣れている筆者にとっては、北海道の夏は天国と言っていいくらいだ。
選手にとっても、ラウンドしやすい気候で熱中症になる心配も少ない。ただ、一方で今大会は、コンディションを崩している選手が多いのも目についた。
事前エントリーした選手のうち6名(植竹希望、竹田麗央、安田彩乃、安田祐香、臼井麗香、渡邉彩香)が欠場した。
欠場理由も左手首痛、左足首痛、背中痛、体調不良などさまざまだ。さらに初日には福山恵梨が左手首痛で、2日目にはささきしょうこが腰痛、小野祐夢が首痛のために棄権した。
先週は、兵庫県で連日30度超えの猛暑の中「楽天スーパーレディース」が開催。
北海道出身の菊地絵理香は「先週の暑さの疲れが残っている」と打ち明け、上田桃子も「毎年6月に首や背中を痛めることが多くて、疲れてくると気圧の関係か分からないけれど、痛むところが出てきます」と、ここ3週間くらいはほとんど練習ができていないと明かしていた。
つまり女子ツアーは後半戦、特に夏場をどう乗り切るのかが、大きなポイントになっていることがよく分かる。
ちなみに、2006年6月開催の「We Love KOBEサントリーレディスオープン」では、11人が欠場、3人が棄権しており、数人の欠場者が出るのはそれほど珍しい話ではないのだが、やはり連戦が続いて疲労がたまりやすい、6月から8月にかけて欠場者が増えるようだ。
来週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」は長野県・軽井沢での開催。日本有数の避暑地とはいえ、猛暑は容赦なく襲ってくる。
いずれにしても、選手たちは“夏場対策”が必須に。疲労の蓄積で体の痛みを訴える選手は、今後も出てくるかもしれない。
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