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日本女子オープン連覇の勝みなみ スリクソンの新ドライバーで難ホールも迷わず振りぬいた
史上3人目となる「日本女子オープン」2連覇を達成した勝みなみ。そのセッティングを調べると、昨年からはドライバーと4番アイアンを変更していることがわかりました。
飛距離5ヤードアップで風にも強い
アンダーパーが2人だけだった今年の日本女子オープン。それだけ厳しいコースセッティングにもかかわらず、史上3人目の連覇を達成した勝みなみは、難関ホールでもドライバーを使って飛距離を稼いでいました。
そのドライバーが正式発表前の新「スリクソンZXプロト」です。このドライバーについて勝はこのように語っていました。
「先週の試合から使い始めましたが、飛距離が5ヤードくらい伸びたような感じがします。最終日も風が強かったのですが、飛距離も出ていましたし、ランも出ていたので、有利な感じがしました」
また勝は今年6月からドライバーのシャフトも「ディアマナGT」に変更しています。このシャフトについても楽天スーパーレディースで優勝した時には大きな手応えを感じていました。
「サントリーレディスオープンからかえて、めちゃくちゃ良いです。シャフトをかえてからフェアウェイキープ率が上がりましたし、切り返しのタイミングが合うようになりました」
ドライバーに関しては昨年からヘッドもシャフトもかえていますが、それがうまくハマったようです。
そしてもう1つ興味深い点が4番アイアンを入れていることです。最近の女子ツアーではアイアンを5番アイアンや6番アイアンからにしてユーティリティーを増やす選手が多くなっています。しかし、今大会の勝はユーティリティーを1本も使わずに「スリクソンZX5」の4番アイアンを入れています。ちなみに昨年の日本女子オープンでは5番アイアンからのセッティングでした。
勝にとって4番アイアンは好調のバロメーターの1つ。2019年以降、約2年間優勝から遠ざかっていた勝みなみ選手ですが、復活優勝した21年のリゾートトラストレディスでは、3番ウッドを抜いて4番アイアンを入れていました。その理由について、当時このように語っていました。
「4番アイアンの距離は185ヤードから190ヤードくらいですが、いろんな球を打ち分けられるのがウッドとは違います」
今年の試合でも、勝はユーティリティーを使う試合もあれば4番アイアンを入れる試合もありました。もちろんコースとの相性もあると思いますが、調子が良いときほど4番アイアンを投入している印象があります。大会前には「連覇は特別なもので、去年のような景色を見たい」と語っていましたが、4番アイアンを使ったということは本人の調子が良かったのでしょう。
2022 日本女子オープン 勝みなみのセッティング
1W:スリクソンZXプロト(ロフト/9.5度 シャフト/ディアマナGT50)
3W:プロギアRS(ロフト/15度)
5W:スリクソンZX(ロフト/18度)
4I、5I:スリクソンZX5(シャフト/N.S.プロ950GH neo)
6I~PW:スリクソンZX7(シャフト/N.S.プロ950GH neo)
ウェッジ:クリーブランドRTX ZIPCORE
パター:オデッセイ オー・ワークスパター♯1
ボール:スリクソン Z-STAR XV
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