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- 「日本の試合には推薦出場から頑張りたい」イ・ボミがホステス大会を前に来季の展望を示唆
国内ツアー通算21勝のイ・ボミが、今年日本で最後となる試合に挑む。NOBUTA GROUP マスターズGCレディースはホステスプロとしての大会。「自分にとっては一番大事な大会」と語る一方、進退に悩む心境についても語った。
「パットが入ればアンダーで回れる」
◆国内女子プロゴルフ<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 10月20~23日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 6585ヤード・パー72>
先週の富士通レディースで9位に入ったイ・ボミ。今週はホステスプロとしてNOBUTA GROUP マスターズGCレディースに挑む。プロアマ後の会見では今季初のトップ10入りに「まだまだできると自信がついた」と笑顔を見せる。
「先週はパットが入ったのでアンダーで回ることができました。このコースもパットが入ったらアンダーで回れると思います。チャンスのパットが外れるとスコアメイクが難しくなるので、パターの練習を重点的にやりたい」と語る。
とはいえ、会見中には「今大会が今年日本で最後の大会になりますと」と言い切り、「QT(予選会)に行くのは考えていない」とも語った。現在のゴルフの状態とメンタルから、自身の進退に悩む姿が垣間見える。
今季はここまで13試合に出場。韓国ツアーには3試合出場しており、シードを持たない選手ながら「この試合数は多いと思っている」と正直に答えていた。
そう言い切る背景には、自身のコンディションとスイングの状態に納得がいかないまま、連戦を迎えてしまっていることにある。
「試合が続くと、試合のための練習をしなければならないですし、もっと質の高い練習と時間を確保して試合に挑みたい」のが本音。来年以降の日本での活動計画は未定としながらも「日本の試合には推薦出場から頑張りたい」と話していた。
いずれにしても悔いのが残るのが、所属先の大会でまだ優勝できていないこと。しかし、今大会には母・ファジャさんと夫のイ・ワン氏も応援に駆けつけているというから心強い。
「まだこの大会で勝てていないのが悔しい。自分にとっては一番大事な試合でもあるので、がんばる姿を見せたい。とにかくチャンスが来た時の集中力が大事。バーディーのあとにバーディーが来る流れを作っていきたい」
日本での今季最後の試合で意地を見せたいことろだ。
イ・ボミ
1988年8月21日生まれ、韓国出身。2010年に韓国女子ツアー賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦。15年に7勝、16年は5勝して2年連続で賞金女王となる。ツアー通算21勝。2019年12月に俳優イ・ワン氏と結婚。愛称は“スマイル・キャンディ”。延田グループ所属。
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