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- 「緊張はしなかったです」渋野と同組・川崎春花 人生“ダントツ”の大ギャラリーを楽しんで首位発進
「樋口久子 三菱電機レディス」の初日、渋野日向子と同組で回ったツアールーキーの川崎春花。人生最大のギャラリーにも動じず、6バーディー、ノーボギーの会心のゴルフで首位タイ発進。ツアー3勝目と2週連続優勝に向けてスタートダッシュを決めた。
「ギャラリーさんの数にすごいビックリしました」
◆国内女子プロゴルフ<樋口久子 三菱電機レディス 10月28~30日 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県) 6650ヤード・パー72>
ツアールーキーの川崎春花が「樋口久子 三菱電機レディス」の初日、6バーディー、ノーボギーの会心のゴルフで首位タイ発進。ツアー3勝目と2週連続優勝に向けてスタートダッシュを決めた。
9月初旬に行われた公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で初優勝し、先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」でも競り合いを制してツアー2勝目を挙げた川崎に早くも3勝目のチャンスが巡ってきた。
山下美夢有、渋野日向子というトップ選手とのペアリングで1番からスタートした川崎は、ティーオフの瞬間をこう振り返る。
「1番ホールのティーグラウンド上がった時からそのギャラリーさんの数にすごいビックリしましたし、こんなに大勢の方の前でゴルフしたのが初めてだったので、すごい楽しかったです」
人生で「ダントツ」というギャラリー数だったが、緊張しなかったか聞かれると「緊張はしなかったです。すごい楽しくプレーさせていただきました」と大物ぶりを見せる。
ラウンド中は渋野にアメリカ生活について質問したり、山下とも共通の知人の話をしたりと盛り上がったようだ。「渋野さんも話しかけてくださったりとかして、すごい楽しかったです」。
その言葉通り、川崎は1番パー5から2.5メートルを沈めてバーディー発進。3番パー4、5番パー4では、それぞれ6メートル、4メートルを決め、前半だけで3アンダーと潜る。
さらに後半に入っても11番パー4でもバーディーを奪い、上がりの17番パー4、18番パー5の連続バーディーで締めくくった。
「ノーボギーでプレーできたことがすごい良かった」と、初日のラウンドを振り返った川崎。中でもパッティングで大きな収穫を得たようだ。
「結構グリーンが難しかったんですけど、その中でミドルパットもショートパットもバーディーパットを決めれたのは良かった」「パッティングの大きなミスがなくなったのがすごい良かった」と、手ごたえを感じている。
「ボールとの距離が遠くなってたので、それを近くして手元を上げるようにしました」と、先週からパッティングのスタイルの修正に取り組んでいる。それが早速、実を結んだ先週のツアー2勝目に続き、今週も好調を維持。3勝目に向け視界良好で2日目を迎える。
川崎 春花(かわさき・はるか)
2003年5月1日生まれ、京都府出身。2021年11月のプロテストに合格したツアールーキー。2022年8月に行われたステップ・アップツアー「山陰ご縁むす美レディース」でツアー初優勝。同年9月には予選会からの出場となった「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でレギュラーツアー初優勝、10月には「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目を挙げる。フリー。
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