「予選通過よりもっと上を目指そうとプレーした」
◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月17~20日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>
2000年度生まれで“プラチナ世代”の安田祐香にとって、今週の大王製紙エリエールレディスはプレッシャーのかかる一戦だ。というのもルーキーイヤーとなった昨季はメルセデス・ランキング67位、賞金ランキング69位でシード獲得はできずに終わり、今季を迎えていた。
今週の大王製紙エリエールレディス開幕前のメルセデス・ランキングは54位で、シード獲得の同50位に入るための最低条件は、単独17位以上となっている。

大会2日目、安田は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーの27位タイにつけ、逆転シード獲得の可能性を残した。それでもやはり追い込まれた状態でのゴルフで、スコアをまとめるのには苦戦した様子。
「プレッシャーやコースへの苦手意識もあったりして、先週のようなショットができなかった。予選通過よりも、もっと上を目指そうという気持ちでやっていました。明日からが大事になると思います」と気を引き締める。
今年のゴルフの出来についても「満足はしていないけれど、これから取り組むべきことが分かってきました」と成長を実感している。明日からの残り2日間でさらに上位フィニッシュを目指す。