「スタミナは割と限界」36歳・藤田さいきの11年ぶりVか? 1打差首位の鈴木愛を追う | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「スタミナは割と限界」36歳・藤田さいきの11年ぶりVか? 1打差首位の鈴木愛を追う

国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディス3日目、36歳の藤田さいきと元賞金女王の鈴木愛が最終組でスコアを伸ばしあった。鈴木が通算18アンダーで単独トップ。藤田が通算17アンダーの2位で最終日を迎える。

藤田さいき「気を抜かずいきたい」

◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月17~20日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>

 藤田さいきはこの日、8バーディー、1ボギーの64と会心のゴルフ。前半から5つのバーディーを奪うと、後半11番は1メートルのバーディーパットを難なく沈めると、12番は4メートル、13番は5メートルを決めて3連続バーディー。15番でボギーを叩いたが、それでも通算17アンダーの単独2位でフィニッシュ。

7つスコアを伸ばし、11年ぶりの優勝に手が届く位置で3日目を終えた藤田さいき 写真:Getty Images
7つスコアを伸ばし、11年ぶりの優勝に手が届く位置で3日目を終えた藤田さいき 写真:Getty Images

 最終日は最終組からのスタートで、通算18アンダーで単独トップの鈴木愛と一騎打ちのデッドヒートとなりそうだ。

 一方の鈴木もバーディーラッシュ。前半3つのバーディーから後半は、藤田と同じく11番から3連続バーディーと食らいついた。最後は17番パー5でピンまで61ヤードを58度のウェッジで70センチに寄せて、きっちりとバーディーで締めくくった。

 藤田は今季2位が3回と苦い思いを経験。エリエールレディスで再び訪れた大チャンスだが「とにかくスコアを伸ばすこと。気を抜かずいきたい。」と話す。

 36歳と体力的には厳しい年齢で、「いつもスタミナは割と限界」と笑わせるが、「宿泊先のホテルにある温泉に毎日入っています」と英気を養っている。最後に優勝したのは2011年の富士通レディースで、11年ぶりの6勝目を狙う。

結果にこだわりすぎていた鈴木愛
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