藤田さいき「気を抜かずいきたい」
◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月17~20日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>
藤田さいきはこの日、8バーディー、1ボギーの64と会心のゴルフ。前半から5つのバーディーを奪うと、後半11番は1メートルのバーディーパットを難なく沈めると、12番は4メートル、13番は5メートルを決めて3連続バーディー。15番でボギーを叩いたが、それでも通算17アンダーの単独2位でフィニッシュ。

最終日は最終組からのスタートで、通算18アンダーで単独トップの鈴木愛と一騎打ちのデッドヒートとなりそうだ。
一方の鈴木もバーディーラッシュ。前半3つのバーディーから後半は、藤田と同じく11番から3連続バーディーと食らいついた。最後は17番パー5でピンまで61ヤードを58度のウェッジで70センチに寄せて、きっちりとバーディーで締めくくった。
藤田は今季2位が3回と苦い思いを経験。エリエールレディスで再び訪れた大チャンスだが「とにかくスコアを伸ばすこと。気を抜かずいきたい。」と話す。
36歳と体力的には厳しい年齢で、「いつもスタミナは割と限界」と笑わせるが、「宿泊先のホテルにある温泉に毎日入っています」と英気を養っている。最後に優勝したのは2011年の富士通レディースで、11年ぶりの6勝目を狙う。