終わってみれば20代の優勝確率が76.9%だった国内男子ツアー! 来季の注目若手選手は誰?

全日程を終えた国内男子ツアーだが、今シーズンを改めて振り返るとやはり20代選手の台頭が目立つ。賞金王に輝いた比嘉一貴(27歳)を筆頭に、賞金ランキング2位星野陸也(26歳)、同3位岩崎亜久竜(24歳)、同4位堀川未来夢(29歳)、同5位桂川有人(24歳)と、なんと上位5人がすべて20代の選手で占められた。しかも、彼ら以外にも今季活躍した20代選手は数多くいるだけに、来季以降、さらに激しさを増すことが予想される。

上位5人がすべて20代! 昨シーズンまで“賞金ゼロ”だった岩崎亜久竜も躍進

 今季の国内男子ツアーを振り返ると、賞金ランキング対象試合の全26試合中20試合で20代の選手が優勝している(大会終了時の年齢)。さらに、賞金ランキングトップ5はすべて20代選手と、今季は一気に若返りを果たした印象を残した。

 賞金王になった27歳の比嘉一貴は、昨年までツアー2勝を挙げていたものの、賞金ランキングの最高位が13位と今一つ伸び悩んでいた。しかし、徹底したスイングの研究やトレーニングにより、今季は一気にその成果が表れる。

年間4勝を挙げ大ブレーク、賞金王に輝いた27歳の比嘉一貴 写真:JGTO Images
年間4勝を挙げ大ブレーク、賞金王に輝いた27歳の比嘉一貴 写真:JGTO Images

 関西オープンで今季初優勝を飾ると、公式戦であるBMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップで2勝目、Shinhan Donghae Openで3勝目、そしてダンロップフェニックスで4勝目を挙げ、一気に賞金王への道程を駆け上がっていった。

 いっぽう、その比嘉と賞金王を争ったのが26歳の星野陸也だ。昨年までにツアー5勝を挙げ、賞金ランキングのトップテンにも2回入るなど、比嘉とは対照的に早い時期から頭角を現していた。

 今季は初戦から出場した6戦すべてでトップテン入りし、過去最高の好スタートを切ったが、今一つ勝ち運に恵まれず、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPの1勝に終わる。ただ、高い総合力の証でもある「メルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞」を獲得。21試合に出場して11試合でトップテンに入るなど安定力も増しただけに、来季はさらなる飛躍が期待される。

 優勝こそないものの、2位3回を含むトップテン入りが10試合と好成績を残し、賞金ランキング3位に入ったのが、24歳の岩崎亜久竜だ。昨年までツアーでは獲得賞金ゼロ円だった男が、9667万570円を稼いだのだから驚く。

 その岩崎と同じ日大出身で1学年後輩だったのが、賞金ランキング5位に入った24歳の桂川有人。初戦の東建ホームメイトカップで単独2位に入ると、3戦目のISPS HANDA欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! でツアー初優勝を飾る。その後も何度か優勝争いに絡み、ツアーを盛り上げた。

 ジャパンゴルフツアー表彰式では、「最優秀新人賞 島田トロフィ」を受賞したほか、「パーオン率賞」、「トータルドライビング賞」を獲得。ある意味、ドライバーが飛んで曲がらず、アイアンが正確という証明でもあるだけに、ポテンシャルの高さをうかがわせた。

20代前半の選手で6勝を挙げる

【顔と名前は一致する?】男子ゴルフツアー賞金ランキングトップ10

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1位 比嘉一貴 1億8159万8825円 写真:JGTO Images
2位 星野陸也 1億1440万4050円 写真:JGTO Images
3位  岩﨑亜久竜 9667万570円 写真:JGTO Images
4位 堀川未来夢 9559万4744円 写真:JGTO Images
5位  桂川有人 8797万697円 写真:JGTO Images
6位  岩田寛 8731万7389円 写真:JGTO Images
7位 C・キム 8680万5149円 写真:JGTO Images
8位 大槻智春 8490万2380円 写真:JGTO Images
9位 河本力 7776万6121円 写真:JGTO Images
10位 石川遼 7694万9337円 写真:JGTO Images
年間4勝を挙げ大ブレーク、賞金王に輝いた27歳の比嘉一貴 写真:JGTO Images
アマチュアでツアー2勝を挙げ、ツアーを盛り上げた蝉川泰果 写真:JGTO Images
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