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ミケルソンを欠く「ザ・マッチ」 ノーマンを欠く「ノーマンの大会」 不在が際立たせたゴルフ界の損失
先週の米ゴルフ界は、世紀の対決「ザ・マッチ」と多様な選手たちが集う伝統溢れるチーム戦「QBEシュートアウト」の2試合が開催されたが、それぞれフィル・ミケルソンとグレッグ・ノーマンという創設の功労者を欠いての、どこかさびしい大会となってしまった。
ノーマン発案の「シャーク・シュートアウト」はリブゴルフのひな型

同じ週、12月9日から11日の3日間、米フロリダ州のティブロンGCで開催されたチーム戦のQBEシュートアウトは、初出場のトム・ホーギ&サヒース・ティーガラ組が勝利し、優勝賞金95万ドルを手に入れたのだが、この大会からも、本来、あるべき姿が消えてしまっていた。
1989年に創設された今大会は、当時、黄金時代を極め、「グレート・ホワイト・シャーク」と呼ばれていたグレッグ・ノーマンにちなみ、「シャーク・シュートアウト」と名付けられた。
そんな「ノーマンの大会」には、ノーマン自身、第1回大会から昨年大会まで毎年欠かさず出場してきた。
2人1組、全12チームが3日間54ホールを戦うこの大会の形式は、まさにノーマンの発案によるもので、それが今年創設されたリブゴルフの原型になったことは誰の目にも明らかだ。
来場者をもてなすファンサービス、賑やかなミュージックをゴルフの試合会場にふんだんに盛り込むことも、ノーマンがこの「ノーマンの大会」で発案・実行し、今、リブゴルフでも、同じことが行なわれている。
だが、ゴルフ界に喧噪をもたらしているノーマンが来場すれば試合会場が混乱するということで、今年、QBEシュートアウトの大会側は、ノーマンに「来ないでほしい」「出ないでほしい」と言い渡した。ノーマンは最初は渋っていたが、結局、それを受け入れた。
そんなふうに大会の成り立ちをひもといていけば、ある意味、ザ・マッチはミケルソンの産物であり、QBEシュートアウトはノーマンの産物であることが分かる。だが、今年、そのどちらからも生みの親の姿が消えることになったのは、なぜだったのか。
かつてミケルソンは、ザ・マッチにおける自身の画像や映像を「僕自身のビジネスに使いたい、使わせてほしい」とPGAツアーに願い出た。自分の肖像なのだから使用する権利は自分にもあるはずだと申し立てた。
しかし、「すべての権利はPGAツアーに帰属する」として、PGAツアーはミケルソンのリクエストをきっぱり却下。
そのため、ミケルソンは自分自身の肖像の「使用料」としてPGAツアーに大金を支払った上で、自分自身のプロダクションスタッフを試合会場に送り込み、自分自身の映像を買い取ることになった。
「ばかげている。PGAツアーは横暴すぎる」
PGAツアーに対するミケルソンの不満と不信感が一気に膨らんだのは、あのときだった。挙句に、ミケルソンはPGAツアーに背を向け、リブゴルフへ移籍した。
もしも、あのときPGAツアーが少しだけでもミケルソンの要望を聞き入れ、歩み寄りを見せていたら、ミケルソンの気持ちがPGAツアーから一気に離れることはなかったのかもしれない。そう思うと、あとの祭りではあるが、とても残念に感じられる。
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