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- 女子ツアーが産休をQT上位者にまで拡充 次は“試合に出ながら子育て”できる環境を!
女性が活躍する社会を成し遂げるために欠かせないのが「産休制度」と「子育て支援」の充実。日本の女子ツアーでも徐々に制度を拡充してきましたが、来年度に向け、大きな制度変更が発表されました。日本でも子連れのプロがツアーを回る姿が当たり前に見られるようになるでしょうか。
米女子ツアーでは試合会場に託児所があるのは当たり前

ただし、これまで自分のタイミングで産休から復帰できたのですが、改正によって基本的にはシーズン初戦に統一されることになりました。多くの選手に適用範囲を広げたことにより「制度設計が難しくなってしまったため」とのことですが、ここだけは残念な気がします。
19年4月に出産し、20年にツアーに復帰。21年には優勝を飾った若林舞衣子選手の例を挙げるまでもなく、出産後ツアーに戻る選手は増えつつあります。若林選手のように、復帰後活躍する例があることで「自分もそうしたい」と考える若手も少なくありません。そんな中で、ツアーの産休制度が拡充されたのは、素晴らしいことだと思います。
次はぜひ、復帰した選手が子供を連れて参戦しやすい環境を整えてもらいたい。米ツアーでは30年以上前から、毎週、試合会場にスポンサーの付いた託児所が設けられています。朝、そこに子供を預けて試合でプレーし、ホールアウト後、あるいは練習後に迎えに行く姿は、ごく当たり前の光景になっていました。
これが日本ツアーではできていません。30年以上遅れているのです。試合によって、主催者側が託児所を設けてくれるケースがないことはありませんが、ツアーとしてはまったく話が進んでいません。選手がそれぞれ、パートナーや家族、シッターさんなどを連れてきて面倒を見てもらうしかない状況が続いているのです。
出産は大きな仕事ですが、子供は産んだら終わりではありません。産んでからの子育てのほうが長い長い時間がかかる大変な仕事なのは言うまでもありません。
女性中心の職場なのに、おむつを替える場所もろくになく、赤ちゃんを抱えた選手の家族がクラブハウスで困惑する光景が、二度と見られないことを祈りたいと思います。そうなって初めて、出産、復帰がしやすい環境と言えるのではないでしょうか。
取材・文/小川淳子
ゴルフジャーナリスト。1988年東京スポーツ入社。10年間ゴルフ担当記者として日米欧のトーナメントを取材する。1999年4月よりフリーランスとしてゴルフ雑誌やネットメディアなどに幅広く寄稿。
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