松山英樹、自身2度目の連覇ならず! PGAツアー初挑戦の蝉川泰果は67位タイに終わる【ソニーオープン】 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

松山英樹、自身2度目の連覇ならず! PGAツアー初挑戦の蝉川泰果は67位タイに終わる【ソニーオープン】

米男子ツアーのソニーオープン・イン・ハワイ最終日、首位と7打差の25位タイからスタートした松山英樹は、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71とスコアを落とし、通算7アンダーの48位タイに終わった。優勝は通算18アンダーまでスコアを伸ばしたキム・シウで、ツアー通算4勝目を飾った。

首と背中に痛みを感じたものの調子は上向きの松山

◆米国男子プロゴルフ<ソニーオープン・イン・ハワイ 1月12~15日 ワイアラエカントリークラブ (ハワイ州) 7044ヤード・パー70>

 昨年、日本人としては83年の青木功以来、39年ぶりにソニーオープンを制した松山英樹。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今年は、2日目までパットが決まらず、思うようにスコアを伸ばせなかった。

 3日目の後半に入ってようやくパットが決まり出し、65をマーク。通算8アンダーまでスコアを伸ばす。首位とは7打差あったが、「パター次第ではまだチャンスがあるところにいると思うので、頑張ります」と前を向き最終日に臨んだ松山。

「多少首と背中に痛みがありました」松山英樹は48位タイに終わった 写真:Getty Images
「多少首と背中に痛みがありました」松山英樹は48位タイに終わった 写真:Getty Images

 最終日、いきなりスタートの1番パー4で2打目をピン手前約2メートルにつけるチャンスを迎えたが、カップに蹴られてパー。3番パー4でこの日初のバーディーを奪ったものの、その後はショットとパットがかみ合わないホールが続き、4番から8番までパーを並べる。3日間バーディーを奪っていた9番パー5で流れを変えるかと思われたが、痛恨の3パットでボギーを叩き、前半はパープレー。

 巻き返しが期待された後半は逆にスコアを1つ落とし、通算7アンダーでホールアウト。16、17年のウエイストマネジメントフェニックスオープン以来、自身2度目の大会連覇を期待されたが、48位タイで4日間を終えた。

「ディフェンディングの試合で思うような結果を出せなかった」と悔やんだ松山だが、14番を終えた直後にトレーナーから左の肩甲骨周りをマッサージしてもらっていた。「多少首と背中に痛みがありました」というが、後半に入ってからティーショットが安定しなかったことを考えると、スイングに影響があったことは否めない。昨年も首痛に悩まされていただけに、気になるところではある。

 前週のセントリートーナメントオブチャンピオンズでは21位タイ、今大会で48位タイと2週に渡るハワイシリーズでは満足のいく結果を得られなかった松山。

 それでも、「思いどおりのショットを打てたときに、いいプレーができたことは収穫だった」と振り返る。次週の大会は欠場し、「もう少し何をすればいいのかを考えて、しっかりやりたいと思います」と、体のケアとスイングの調整をしてから、ファーマーズインシュランスオープンに臨むつもりだ。

PGAツアー初挑戦の蝉川泰果は67位タイ
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