- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- イ・ボミの“笑顔”と“苦悩”を知る専属トレーナーが語る「引退決意の背景」
今季限りで引退を表明したイ・ボミ。2015年から専属トレーナーを務めているのが渡邊吾児也(あるや)氏だ。2015、16年の2年連続賞金女王時代を支え、その後の不調の時期も知る人物。彼女が日本を去る決意の背景には何があったのか。
「右肩と腰に慢性的な痛みを抱えていた」
2年連続賞金女王のタイトルを手にし、絶頂期を味わった渡邊氏が“チーム・ボミ”を離れたのは18年の1年間。イ・ボミが日本ツアーに参戦してから、初めて賞金シードを落としたのもこの年。シード復帰するためにも、またかつての強さを取り戻す必要があった。
そうして再び19年から渡邊氏が戻ってきた。気心知れた仲だけに、互いにやりやすさはあったはずだ。
「ボミさんにとっても、自分にとっても19年はチャレンジの年でした。ゴルフの状態がどんどん悪くなってきて、また再起をかけようということでしたが、どこまで戻せるのかという多少の不安ははありました。以前は体の痛みというのは、ほとんどなかったんです。でも僕が19年に戻ってきたときは、右肩と腰に慢性的な痛みを抱えている状態でした。そこを針治療したりもして、体のコンディションを整えていました。なので、全盛期とはできることとできないことを相談しながら、答え合わせをしていきました」
コロナの影響で「一番心がすり減っていた時期」
もっとも記憶に残っているのは19年の「ほけんの窓口レディース」の練習ラウンドだという。
「この試合は予選落ちしたのですが、練習ラウンドで『ここまで戻ってきたか』っていうくらいにスイングの形、ショットのキレなど仕上がりがすごくよくて、優勝争いできるくらいの状態にまで来ているんじゃないかと感じたんです」

実際、その後の3試合連続で予選を通過。続けて7月の「資生堂アネッサレディス」で5位タイに入ってからはトップ10入りが7試合で、見事にシード復帰を果たした。19年のオフには結婚もし、さらに充実した気持ちで迎えたかった2020年だが、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた。
「ターニングポイントはやっぱりコロナです。2020年からは勝ち切れる状態を見せられると意気込んでいたので、そのためにもみんなで頑張ろうってなっていたのに、練習もままならず、韓国の選手の中には来日できずに、試合と練習の環境もがらりと変わってしまった。自主隔離も長かった時期もあったので、彼女のモチベーション、メンタルにも大きく影響したと思います。近くで見てきましたが、一番心がすり減っていた時期だった」
「試合も残り少ないですが、もう余計なことは考えず、ボミ選手が思うようなプレーをしてほしい」
今季限りで日本ツアー引退を決めたイ・ボミには、ラストイヤーを笑顔で楽しんでもらいたいと心の底から思っている。
イ・ボミ
1988年8月21日生まれ、韓国出身。2010年に韓国女子ツアー賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦。15年に7勝、16年は5勝して2年連続で賞金女王となる。ツアー通算21勝。2019年12月に俳優イ・ワン氏と結婚。愛称は“スマイル・キャンディ”。延田グループ所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
ranking











-150x150.jpg)