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- 山内日菜子の地元初優勝で注目! QT順位が低くても試合に出られる「主催者推薦」とはどんな仕組み?
アクサレディスin MIYAZAKIで劇的な地元初優勝を飾った山内日菜子。シード権もなく、QT順位も181位という山内が試合に出られたのは「主催者推薦」によるもの。そこで、「主催者推薦」とはどのようなものか? 掘り下げてみました。
QT順位が悪くても試合で出られる可能性がある「主催者推薦」
アクサレディスin MIYAZAKIで地元初優勝を飾った山内日菜子。その優勝で出場権を得た今週のヤマハレディースオープン葛城でも初日6位タイと好発進して注目を集めています。
シード権はなく、ツアー出場権を争うQTも181位と、出場権が降りてくることはほとんどない順位でしたが、主催者推薦で出場して大金星を手にしています。山内選手は、どうやってチャンスをつかんだのでしょうか。

今回だけでなく、時々出てくる「主催者推薦」。文字どおり主催者が選手を推薦するというものですが、一体どういう仕組みなのでしょう。シード権がなく、QT順位も低い選手でも、試合に出られるこの制度について、今回は少し掘り下げてみましょう。
JLPGAツアーの出場資格は、ランキングシードと呼ばれる前年度メルセデスランキング50位までなど、いくつかのカテゴリーが順に決まっています。1番目は「シード選手」、2番目に「当該年度JLPGAツアーツアーの競技優勝者」などがあり、その9番目が「QTランキングリスト上位者」ですが、リランキング以降は10番目のリランキングリストの上位者になります。この10番目までが『協会選考選手』と呼ばれます。その次に来るのが、主催者推薦選手なのです。
主催者推薦選手の出場枠は、協会選考選手の20%が上限となっています。出場選手の数は季節によって上限が決まっており、特別な試合を除き一番多いときでも120人。主催者推薦では最大20人まで出場できます。
アクサレディスでは、出場選手108人のうち、優勝した山内選手を含めて18人が主催者推薦でした。2位になった比嘉真美子選手もそうだったのは、もちろん偶然です。
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