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- 6年間の日本ツアーにピリオド…引退発表ユン・チェヨンが仲間たちとの別れを惜しむ
国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城で、韓国のユン・チェヨンが引退した。ホールアウト後は親交のあるプロが数名待ち、チェヨンの労をねぎらった。また、用具契約を結ぶヤマハからは記念品が贈呈された。
日本に来てからゴルフが好きになった
◆国内女子プロゴルフ<ヤマハレディースオープン葛城 3月30日~4月2日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6480ヤード・パー72>
2017年から日本ツアーへ本格参戦し、同年の開幕戦ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントに出場した際は、8頭身美人プロとして話題になったユン・チェヨン。以来、昨年までの6年間で159試合に出場し、賞金1億7836万3550円を獲得した。
しかし、昨年は思うようなゴルフをできず、メルセデス・ランキング77位に終わり、17年から4シーズン守ってきたシード権を手放してしまった。ファイナルQTに望みをかけたが77位となり、今季の出場試合数がかなり制限されることに。一度韓国へ戻り、熟考した後に引退を決意した。
日本ツアー160試合目の出場となった今大会では初日に80を叩き、巻き返しを狙った2日目も78に終わったチェヨン。
「ホールアウト後は誰もいないと思っていましたが、何人かの選手が待っていてくれたのでグッときました」と明かす。そのままツアー仲間や関係者らと記念写真を撮影した後、大会から記念品が贈呈された。
この6年間での一番の思い出を聞かれると「1打差で2位になった17年のセンチュリー21レディスです」と振り返る。
実は、その前週のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントでも2位タイになっており、リベンジを狙っていたものの最後に1メートルのパットを外して敗れてしまった。その悔しさが今でも忘れられないという。
それでも全体的には楽しいツアー生活だったらしく「韓国でプレーしていたときは、あまりゴルフが好きではありませんでしたが、日本のツアーに出るようになってゴルフが好きになったし、成長したと思います」とチェヨン。
充実した6年間を過ごせたことに、むしろ満足げな表情を浮かべていた。
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