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- 「ショットの調子が戻らない」のが心配!? 18歳になったアマチュア馬場咲希が国内メジャー初参戦
4月にオーガスタナショナル女子アマと海外メジャーのシェブロン選手権、2つのビッグイベントに出場した18歳アマチュアの馬場咲希。今週、初めての国内メジャートーナメントに挑戦する。
2つのビッグイベントに出場し収穫が多かった米国遠征
◆国内女子プロゴルフ<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月4~7日 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県) 6780ヤード・パー72>
18歳のアマチュア・馬場咲希が4日から開幕する国内メジャー初戦の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に初出場する。昨年の全米女子アマ優勝者の資格での出場となる。
馬場にとって4月は米国で収穫の多い1カ月だった。オーガスタナショナル女子アマチュアに出場して5位タイに入ると、その後は現地に残ってマスターズを観戦。そして米女子メジャーの「シェブロン選手権」に出場して帰国の途についた。
「シェブロン選手権の結果は予選落ちでしたが、収穫もありました。初めて夜の8時くらいまでプレーして、サスペンデッドになって、次の日の早朝に集合してまたプレーしました。海外の試合は楽しいなって思う反面、厳しい状況も経験できて、それもいい経験でした。厳しいメジャーのセッティングのなか、悪いショットの調子のなかでもよく耐えて、パーセーブできたホールが多かったのはよかったかなと思います」
「18歳になったので免許を取りたい」
長い米国遠征だったこともあり多少時差ボケはあるそうだが、今日の練習日は精力的に18ホールを回った。
「グリーンが小さくてラフが長い。しっかりとマネジメントしていきたい」とコースを入念にチェック。そんななかで馬場の心配事の一つが、ショットの調子が戻らないことだ。
「ショットがオーガスタ女子アマの時からあまりよくなくて、そのあとの2週間くらいもがんばって調整しましたが、なかなかうまくいかずにシェブロン選手権を迎えてしまったんです。予選通過ラインを目指していたけれど、なんとかアプローチとバンカーでどうにか耐えてベストのゴルフはできたと思います」
ひとまず今大会の目標は「予選通過」。そのためにはショットの修正力が上位フィニッシュのカギとなりそうだ。
「すごく調子がいいというわけではないので、そこで自分の気持ちを崩さないように耐えて、諦めずにたくさんバーディーを取れるようにがんばりたい」
ちなみに馬場は本大会を小学生のときに現地観戦しており、「自分がここに出ているのが不思議な感じです」と笑顔。先月18歳を迎えたばかりだが、新たにやりたいことを聞かれ、「車が好きなので免許とりたいなと思っています」と語っていた。
馬場 咲希(ばば・さき)
2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。昨年は全米女子オープンに予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。8月の全米女子アマでは、日本勢として85年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。
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