菅沼菜々が6バーディー・ノーボギーの66 「完璧なゴルフ。パット数22は自己ベスト」

国内女子ツアーのRKB×三井松島レディスの2日目、菅沼菜々が6バーディー、ノーボギーの66で回り、通算4アンダーで一気に上位争いに加わった。

「予選落ちしてもいい」とスイングを変えてプレー

◆国内女子プロゴルフ<RKB×三井松島レディス 5月12~14日 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) 6299ヤード・パー72>

 国内女子ツアーのRKB×三井松島レディスの2日目、菅沼菜々が圧巻のゴルフを見せた。

 インスタートの10番パー4から5メートルのバーディーパットを決めると12番パー3は3メートル、13番パー4は1メートルにつけて連続バーディー。18番パー5も2メートルを沈めてスコアを伸ばすと、後半も3番パー4で2打目を50センチにつけてバーディー。さらに5番パー4でもバーディーを奪取して、6バーディー、ノーボギーの「66」。通算4アンダーで一気に上位争いに加わってきた。

自己ベストという「22パット」で一気にスコアを上げ、上位争いに食い込んできた菅沼菜々 写真:Getty Images
自己ベストという「22パット」で一気にスコアを上げ、上位争いに食い込んできた菅沼菜々 写真:Getty Images

 初日は「74」と振るわなかったが、それで開き直ることができた。

「先週の予選落ちをきっかけに、よかったときのプレーを映像で見ながら、思い切ってスイングを変えてみると感覚がすごくよかった。クラブが立ちすぎたり、寝て入ってしまったりするのをかなり軽減させたイメージです。ちょっとまだ怖い部分はあるのですが、予選落ちてもいいから思い切ってやってみようと思いました」

 ショットの調子が戻り、チャンスはきっちりとものにした。「去年から取り組んでいるドローとフェードの打ち分けもできてきていますし、今日はパット数が『22』だったんですよ。自己ベストだと思います」。

 明日の最終日は「なかなかうまくいかないこともあると思うのですが、予選通過はできたので、明日も思い切ってがんばりたい」と上位フィニッシュを狙う。

菅沼 菜々(すがぬま・なな)

2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。初優勝が期待される選手の1人。あいおいニッセイ同和損保所属。

【画像】愛猫と戯れる菅沼菜々の“激レア”プライベートショットがアップされた実際の投稿
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