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最年少で獲得賞金4億円突破の山下美夢有 次戦で3週連続優勝とともに目指すスゴイ記録とは?
史上初の4日間競技2週連続優勝を果たすなど、絶好調の山下美夢有。彼女が今週の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で挑む、新たな記録とは?
約1年で3億596万8967円を稼いだ山下美夢有
リゾートトラストレディスで自身初の2週連続優勝を飾った昨季女王の山下美夢有。この勝利でいくつかの記録を樹立し、さらに今週は新たな記録に挑戦することとなった。どんな記録なのか紹介しよう。
山下が打ち立てた記録のひとつ目は各メディアでも紹介されている史上最年少での生涯獲得賞金4億円突破だ。山下の記録は21歳299日。従来の最年少記録だった稲見萌寧の22歳332日を大幅に塗り替えた。
試合数では95試合目で、宮里藍(82試合)、アンソンジュ(87試合)、稲見萌寧(92試合)に次ぐ歴代4位の記録となる。

山下が快進撃を始めたのは昨年5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで通算2勝目を挙げた時だ。以降、出場38試合で実に8勝をマーク。5位以内は半数以上の21試合にも及ぶからすごい。
この間の獲得賞金は実に3億596万8967円。1年余りでこれだけの賞金を稼ぎ出しているのだ。
次はスコアに関しての記録である。2週連続優勝における山下のスコアはブリヂストンレディスが18アンダー、リゾートトラストレディスが21アンダーで2試合計39アンダーをマークした。すさまじいスコアである。
これまで2週連続優勝(空き週をはさんだツアー日程上の2試合連続も含む)は80例以上あるが、優勝者の2試合合計スコアが最も良かったのが畑岡奈紗の33アンダー(2017年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン13アンダー、日本女子オープン20アンダー)だった。山下はこの畑岡の記録をも大きく上回った。まさに記録的な2週連続優勝だったわけだ。
史上最速のシーズン獲得賞金1億円突破も狙える
今週のリシャール・ミル ヨネックスレディスで山下が挑む記録に移りたい。まずは3週連続優勝である。
ツアー制度が施行された1988年以降、3週連続優勝を成し遂げているのは全美貞(2007年)と鈴木愛(2019年)だけ(ツアー制度施行前ではト阿玉が1984年に達成)。山下が勝てば3人目の快挙となる。

もうひとつの記録は「シーズン獲得賞金史上最速1億円突破」だ。
現在の山下の今季獲得賞金は8497万円。2位・穴井詩の約5093万円に大差をつける、ぶっち切りの1位である。今週の優勝賞金は1620万円だから、勝てばシーズン14試合目にして早くも1億円突破となる。
現在のシーズン1億円突破最速記録は17試合目(2015年イボミ、2018年鈴木愛、2020-21年小祝さくらの3例)。これまた大幅更新が期待できるのだ。
新記録ではないが歴代2位がかかるものもある。
山下の通算勝利数は現在9勝。節目の通算10勝に王手をかけている。通算10勝の最年少記録は宮里藍の20歳105日で21歳の山下はこの記録には及ばないが、歴代2位・稲見の22歳108日は射程圏内。冒頭で紹介した「史上最年少生涯獲得賞金4億円突破」に続く“稲見超え”も間近に迫っている。
今季序盤はやや調子が出ない感があった山下だったが、ここにきてしっかりと年間女王の実力を発揮し始めた。ここ2試合はともに最終日を単独首位で迎えているが、その差はブリヂストンレディスが2打差、リゾートトラストレディスが1打差とわずかだった。実力者といえども、そう簡単に逃げ切れる差ではない。
それが、終わってみればブリヂストンレディスが7打差で、リゾートトラストレディスは4打差と後続との差をグッと広げての完勝となった。リードして最終日を迎え、そこからさらに突き放すまさに横綱相撲だったのである。
この2試合8ラウンドで1イーグル、44バーディーを奪い、叩いたボギーはたったの7個。パーオン率は約80%という、盤石のゴルフを展開している。
今週もまた山下の無双状態となって新たな記録が生まれるのか。注目が高まる。
山下 美夢有(やました・みゆう)
2001年生まれ、大阪府出身。2019年のプロテストに合格。21年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」でツアー初勝利。22年シーズンは「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日にツアー新記録の60をマーク。「伊藤園レディス」でシーズン4勝目を飾るとともに史上最年少21歳103日での年間女王を達成。最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も制した。ツアー通算9勝。加賀電子所属。
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