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- 中学生が男子下部ツアーに挑戦! 千葉県市原市の“ゴルフの聖地プロジェクト”の一環で
第1回市原ジュニアゴルフオープンの中学生男子部門の優勝者・柳田圭輝君(14歳)が5月24、25日の両日、ABEMAツアーの太平洋クラブチャレンジトーナメント(埼玉県・太平洋クラブ江南コース)に出場。通算23オーバーの146位で決勝進出はかないませんでしたが、多くのものを吸収して、さらなる成長への足掛かりとなりました。
「2日目はほとんど疲れを感じなかった」
「ゴルフの聖地を目指す」と宣言している千葉県市原市が主催した第1回市原ジュニアゴルフオープンの中学生男子部門の優勝者・柳田圭輝君(14歳)が5月24、25日の両日、ABEMAツアーの太平洋クラブチャレンジトーナメント(埼玉県・太平洋クラブ江南コース)に出場。矢野東らツアーの実力者とラウンドしました。結果は予選落ちでしたが、柳田君にとっては初のABEMAツアー挑戦。プロの世界に飛び込んで戦った2日間は、今後の成長に大きなプラスとなりそうです。

初日は空こそ晴れ上がっていましたが、7053ヤード・パー71のコースに強弱の風がコースに吹き付けて来るタフなコンディション。淡々とプレーしているように見えて、10番スタート直後からの3連続ボギーは緊張感の表れだったのでしょう。それでも13番では初バーディーも奪い、流れを変えられるかと思われました。
痛かったのは6ホール目の15番、500ヤードのパー4。「チーピン気味のミスが出ていたため、気にしすぎて右にプッシュアウト」(本人談)。5番アイアンの第2打が木を直撃し、さらに深みにはまります。跳ね返ってきてフェアウェイに止まったあとの第3打もグリーンをとらえられず、アプローチもピンを大きくオーバー。奥のカラーから3パットし、トリプルボギーの7を叩いてしまいました。
その後も強風下の厳しいコンディションに苦しみ、初日は84。2日目も鬼門の15番でボギーを叩くなどして81。通算23オーバーの146位で決勝進出はかないませんでした。
しかしながら、柳田君はまだ中学生。この経験で多くの課題も見つかりました。初日をホールアウト後「一番足りないのは、体力です。後半は特に、それを感じました」と告白しました。しかし中嶋常幸も、服部道子も、ジュニア時代にはきゃしゃな体つきをしていましたが、のちに体幹の強さを感じさせる、プロの体格へと変わっていきました。柳田君も、まだまだ悲観することはありません。むしろトレーニングの効果が最も如実に表れる「ゴールデンエイジ」と言われるこの時期に正しいトレーニングを積めば、将来に必ずや生きてくる体づくりができるはずです。
しかも、柳田君はこう付け加えました。「初日の終了後、体力について話しましたが、実は2日目はほとんど疲れを感じなかったんです。振り返ってみると、強風の中でのゴルフで、ものすごく疲れを感じたのかもしれません」。そう言ってから、柳田君は別の課題を挙げました。「アドレナリンが出ているんだと思いました。140ヤードなら9番アイアンでピッタリのはずが、160ヤードも飛んでいました。普通なら絶対に(グリーンに)乗せられるケースで乗せられないのは、これも緊張の一つなんだな、と思いました」。
プロであれば経験から優勝争いなどでは意図的に番手を落とすなど、アドレナリンを味方につけるゴルフをしています。14歳の柳田君には難しいことかもしれませんが、すでにプロレベルの悩みに直面し、それをクリアしていくレベルに達していることを実感させる言葉でもあります。
そんな柳田君のプレーぶりを、プロはどう見ているのでしょうか。今回、FUTURE JAPAN代表取締役として市原ジュニアゴルフ協会と協働し、柳田君のツアー挑戦の橋渡しをした市原建彦は、こう語ります。
「柳田選手は、プロトーナメントに初めての挑戦という事もあり、初日のスタート前は随分と緊張しているように見受けられました。そのため、柳田選手の持ち味である、全身をバネのように使うダイナミックなショットが乱れてしまい、予選通過は叶いませんでした。しかし、中学生でABEMAツアーに出場して経験したことは、この後に出場するであろうジュニアの大会などに十二分に生かされると思います。 私が見る限り、ABEMAツアーに出場しているプロ選手に、ひけをとらない技術を持っていると感じました」と、その将来性に太鼓判を押しています。
自らも世界ジュニアで優勝したことがあり、ツアーでも優勝経験のある市原は、さらに「今後は状況に応じたマネージメント能力を磨き、さらなるショット技術の向上にも努め、プロツアーのセッティングに対応できる選手に育ってほしいと思います」と、今後の課題を挙げました。
状況に応じたマネージメント能力。それは柳田君自身も、プロとのラウンド中に気づいていました。
「(一緒に回った)矢野東プロを見て、ショットの調子が悪くてもリカバリーをして60台とか70台を出しているのを見て、すごい勉強になりました。ということは、やっぱりマネージメントですね。あと、矢野プロのパットのうまさは、やっぱり異次元でした。長いホールは手前に置いたアプローチでしっかりパーを取るようにするとか、自分もしっかりコースマネジメントをして、もったいないボギーを叩かないようにしたい」
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