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- 渋野日向子 手首の状態は「先週から振れるように」 同組・山下美夢有と馬場咲希の印象どう語った?
渋野日向子が8日から開幕する国内女子ツアー「宮里藍 サントリーレディスオープン」にホステスプロとして出場する。「所属プロとして出る試合は人生で初めての体験。楽しみが大きい」と笑顔を見せていた。
サントリー所属プロとして初出場も「プレッシャーは感じていません」
◆国内女子プロゴルフ<宮里藍 サントリーレディスオープン 6月8~11日 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) 6513ヤード・パー72>
米女子ツアーを主戦場にする渋野日向子にとっては待ちに待った大会。所属先のホステスプロとして出場する「宮里藍サントリーレディスオープン」。2020年にサントリーの所属となってからは初出場となる。
7日のプロアマ戦後に会見し、「今回はようやくタイミングが合って出られるようになりました。所属として出る試合は人生で初めての体験なので、楽しみがすごく大きいです。プレッシャーは感じていません」と、笑顔を見せる。
今季の国内ツアー初戦は「ブリヂストンレディスオープン」で予選落ち。今大会が国内2戦目となるが、ホステスとあって初日の組み合わせは昨季の年間女王・山下美夢有と全米アマ覇者・馬場咲希との注目組に入った。
「本当にいい組に入れてもらった。2人は私にないものをたくさん持っているので、たくさん吸収しようと思っています」
さらに「山下選手はすべてにおいてレベルの高い選手。どんなセッティング、状況でも対応できる。馬場選手は飛距離が強み。それ以外のショットもレベルの高さを感じます。だから全米女子アマも勝っていると思います。タイプは違うけれど、攻めるゴルフをするイメージです」と、それぞれの印象についても語った。
「手首の状態は順調によくなってきている」
現在の渋野にとって気になるのは手首のケガの状態だ。先日はブリヂストンレディスのあと、地元に帰って治療に専念。「改善しつつあると思うけれど、ケガはすぐに治るものではない。試合になってみないと分からないけれど、順調によくなってきています」と説明する。
また、クラブを振れるようになってきたのは「先週くらいから」とも打ち明けた。「少しドローが出るようになってきた。精度は全然だけれど、振り切れるようになってきました」
スイングの状態はそこまでいいとはいえないかもしれないが、所属の大会であることに加え、「めちゃくちゃ久しぶり」という青木翔コーチがついて回ることも力になる。
「まずは4日間戦えるように。楽しんでできたらいい」。予選通過をクリアし、優勝争いにも加わりたいところだ。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメント、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。昨季は米ツアーを主戦場に戦った。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。
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