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- 「本物の芝じゃないから上達しない」は間違い!? ラウンドで役立つシミュレーションゴルフ活用術とは?
韓国ではシミュレーションゴルフのチャンピオンが実際のツアーでも優勝を飾るというニュースがありました。一方で、人工マットではうまく打てても、コースでは通用しないというアマチュアも多くいます。インドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチは、芝の上で練習する機会の少ないアマチュアでも、シミュレーションゴルフを上手に活用すれば実際のラウンドで生かすことができるといいます。
ゴルフ場でも練習場でも「一生懸命」なだけでは上達しない
先日、韓国男子ツアーでシミュレーションゴルフツアーのチャンピオンが優勝を飾るというニュースがありました。しかし、多くのアマチュアは人工マットでの練習を実際のラウンドで生かせないという悩みを抱えています。

確かに人工マットと芝の上では、ナイスショットする条件やミスの結果が大きく異なります。ダフってもヘッドが滑って、感触のいいショットが出てしまう人工マットに依存してしまうと、芝でのショットはうまく打てなくなるかも知れません。
ただ「一生懸命」にコースで練習しているだけでも、「芝慣れ」以上の上達は簡単ではないのも事実です。
練習量や環境におけるネガティブな要素に目を向けるよりも、「どんな練習を」「どうやるか」という具体的な課題を持ってポジティブに取り組むことが、ラウンドでの上達を実感しやすくなるのです。

ちなみに、ゴルフ環境に恵まれたアメリカですら「スイング作りはインドアの方が有効」や「数値の管理は重要」「クラブはフィッティングするべき」など、ゴルファーの課題に合った取り組みを行う文化が昔からあります。
何もかも自分のセンスや練習、そしてラウンド頻度のせいにばかりするのは早計なのかも知れません。
シミュレーションでの「ラウンド」を行うとコース慣れしてくる
コースに行く頻度が「月イチ」から「週イチ」の人なら、インドアでのシミュレーションラウンドは確実に「コース慣れ効果」を期待できます。
特に、練習時に同じクラブばかり練習する人ほど無意識に一番いい時の結果ばかり頭に描いてしまい、コースで打つ「その番手の1球目」を想像しながらプレーするのが苦手です。

インドアでも「シミュレーションラウンド」をしておくと、自然と実際のラウンドと同じプレーの仕方が身につき、本番での緊張の度合いは少なくなるのです。
また平らな人工マットから打つことで簡単にナイスショットやバーディーが出るので、「自信がつく」というメリットもあります。実際のコースで同じスコアが出ない「ネガティブ」よりも、前向きにコースに臨める「ポジティブ」な練習をしましょう。
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