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東電の賠償金打ち切りでゴルフ場存続を断念→“テーマパーク”転業で来場者10万人超えの成功例とは?/シリーズ『ゴルフ場減少時代』
本連載ではこれまでゴルフ場のメガソーラー転用に絡む不透明な動きについて取り上げてきましたが、今回は成功例を紹介します。栃木県で現在「58(ファイブエイト)ロハスクラブ」として運営されている体験型農園を中心としたテーマパークは、かつて58ゴルフクラブというゴルフ場でした。メガソーラーだけに頼らないゴルフ場跡地の利活用として注目すべき事例です。
被災時のペット同伴避難の問題にも取り組む
他のメガソーラー発電所と違うのはここからです。 同コースはゴルフ場としては存続できなかったものの、メガソーラーを導入する元ゴルフ場の部分は開発許可に則って造成し直し、周辺の山林を残しました。ゴルフ場以外の敷地が広かったこともあってこれを生かしたのです。

「排水などの問題は敷地内で済むように対策」したうえでクラブハウスを自然菜園レストラン「ロハスキッチン」として再スタート。クラブハウス前の広いロータリーを利用して休日に開催されるマルシェ(青空市場)も3回目で4000人の来場者が詰めかけるほどに成長。冒頭のような盛況ぶりにつなげています。
「今後はいわゆるアグリツーリズム(旅行者が農場に足を運び、味覚狩りなどで休暇・余暇を過ごす観光形態)の施設である観光農園を充実させていきたい」と小森氏。
また、これまでの災害時に話題に上ったペットとの同伴避難の問題にも、解決の糸口を見つけるべく動き出しています。
「避難先で人とペットがバラバラにされてしまうため、それだったら避難しない、という話まであり、その末に被災されるケースもあります。で、ファイブエイトはJCTA(日本カーツーリズム推進協会)の栃木県支部に加盟しまして、ここと宿泊イベントを開催しました。今、ウチは矢板市とさくら市にあり、両市と防災協定を結んでいます。ファイブエイトもペットと同伴避難ができる避難所として指定されていますので、これから協力してやっていきたいと思います」
そうした動きに注目した閉鎖ゴルフ場の関係者からは協力要請や問い合わせが舞い込んでいるそうです。売電価格も落ちた今、ソーラーだけがゴルフ場再生の選択肢ではない。ファイブエイトの取り組みが、そのことをはっきりと示してくれています。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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