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- 天井が低い練習打席だとヨコ振りになる!? 普段の練習環境がスイングやプレースタイルに大きく影響するって本当?
多くのアマチュアは普段の練習やラウンドの環境が、スイングやプレースタイルに大きな影響を与えるといわれています。それは具体的にどういうことなのか、プロ・アマ8万人以上のゴルファーを指導してきたインドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチに詳しく話を聞きました。
よく行くコースの距離や広さによってプレースタイルは影響を受ける
練習環境だけでなく、ホームコースなどよく行くゴルフ場の特徴によっても、プレースタイルは影響を受ける場合があります。
昔からゴルファーの間で「風が強いコース育ち」や「狭いコース育ち」といった言葉が交わされてきたのは、その証拠です。
距離が短かくて左右の狭いコースでは方向重視になり、距離が長くてフェアウェイが広いコースでは飛ばし重視のプレースタイルになるものです。例えば、いつも風が強くて左右が狭い河川敷コースの主たちは、トップもフィニッシュも低いスイングでラン主体のライナー性のショットを打つ人がほとんど。
一方、距離が長くて池やコーナーを越えるキャリー重視のチャンピオンコースでプレーしていると、大きなスイングと大胆なコースマネジメントが自然と身につくものです。
またアマチュアの場合、仲間内のうまいゴルファーのプレースタイルに影響を受ける傾向があります。左右が狭くペナルティーエリアが多いコースを攻略するうまい人をマネしようとすれば、自然とライン出しショットや刻むプレースタイルを理想と考えるようになります。
一方、広いコースを飛距離で圧倒するうまい人と普段からプレーすれば、飛距離や大きなスイングアークを目指したくなるものです。
どんなゴルファーも、得意なコースや相性のいいコースがあります。普段の練習環境やホームコースのラウンドに課題や壁を感じたら、いつもと違う特徴のコースや仲間とプレーしてみることをオススメします。違うプレースタイルを発見して、目からウロコが落ちるかも知れません。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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