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- プロのクラブ選びに同行! 教えるプロとフィッテイングのプロによるクラブ選びは参考になる話が満載だった
ヨコヤマゴルフスクール代表を務めるPGAティーチングA級・横山健司プロはダンロップ契約プロとしてクラブを長年使用してきました。そんな「ダンロップのクラブを知り尽くしたプロ」が、11月に発売された「スリクソンZXi」シリーズへのスイッチに伴い、「ダンロップクラブハウス新宿店」でフィッティングを受けたそう。プロのフィッティングとはどのようなモノなのでしょうか。
スリクソンZXiシリーズにチェンジするプロのフィッティングに同行
ダンロップ直営ショップ「ダンロップクラブハウス新宿店」では、11月に発売された「スリクソンZXi」シリーズのクラブフィッティングを受けられます(予約制・無料)。
長年ダンロップのクラブを使用する横山健司プロ(ヨコヤマゴルフスクール代表、PGAティーチングA級)もニューモデルに移行すべく、「ZXi」シリーズのモデルとスペック選びのために来店。
横山プロのギア担当者であり、ダンロップクラブハウス新宿店のクラブドクターを務める石坂翔子LPGAティーチングプロによるクラブフィッティングを受けました。クラブに造詣が深い2人のプロのフィッティングとはどのようなものなのか、密着しました。
まずは「スリクソンZXi」ドライバーから。「ZXi」「ZXi LS」「ZXi MAX」「ZXi TR」の4機種があり、現在横山プロが使用しているスリクソンの前作「ZX7 MkII」「ZX5 MkII LS」の後継機種に当たる「ZXi LS」「ZXi TR」から試打を開始しました。
迷ったら信頼するプロの目でチェックしてみるのが◎
【横山】 スピン量が多いドローボールが普段の私の傾向です。基本的にスピンを抑え、右へのミスを気にせずにコースでしっかりスイングできる、引き締まった小ぶりのヘッドが好みですね。ただしシニアの年齢になったこともあって、頑張ってスイングしなくてもある程度ナイスショットが出るクラブにしたいなと。今は低スピン設計で飛距離が出る「ZX5 MkII LS」と、操作性の高い「ZX7 MkII」の2モデルが気に入っていて、新しいモデルなら4モデルで最も低スピン設計の「ZXi LS」か、最も小ぶりで操作性を高めた「ZXi TR」ドライバーのどちらかだろうなと予想しています。
【石坂】 改めて今使っている「ZX5 MkII LS」と「ZX7 MkII」の弾道傾向も計測してから、後継モデルに当たる「ZXi LS」と「ZXi TR」を打ってみましょう。
【横山】 あれ!? 重心距離のせいか、たまにプッシュアウトが出ていた「ZX5 MkII LS」に比べて「ZXi LS」ではドローボールが打ちやすいですね。見た目の好みにマッチする引き締まった顔の「ZXi TR」も、「ZX7 MkII」よりもスピンが少なくなって飛んでいます。どっちもいい感じですが、石坂プロから見てどう思いますか?
【石坂】 確かに「ZXi LS」も「ZXi TR」も、今のドライバーよりもスピン量が減って、弾道も非常に安定していますね。データ的には甲乙つけ難いですが、あとは横山プロの見た目の好みと、コースで使ったときの「ミスの許容」との兼ね合いでしょう。念のため「ZXi」と「ZXi MAX」も打ってみていただけますか。
【横山】 「ZXi」と「ZXi MAX」も想像以上に楽にドローが打ちやすいです。慣性モーメントが大きそうでミスの許容度が高く、ヘッドサイズも大きいのでスクールの生徒さんにも自信を持って勧められます。スピンも適度に入って球が上がるのメリットも感じますし、きっと気に入ってもらえそう。ドライバーは結果が重要ですが、ラウンドレッスンなどでいきなり打ってもナイスショットがイメージできる、見た目の印象も同等以上に重要だと思うんです。私のスイング傾向に合わせて石坂プロに提案してもらったフジクラ「ベンタス TR RED(6X)」シャフトとの相性もバッチリだったので、まず「ZXi TR」でカスタムしてもらおうかなと思います。フェアウェイウッドはもう少し重いシャフトが好みなので「ZXi FW」は70グラム台にしようかなと。
【石坂】 そうですね。「ZXi FW」は可変スリーブでヘッドの微調整も可能になっていますから、3番(15度)と5番(18度)の組み合わせをラウンドしながら慣らしていけばいいと思います。では、次にアイアンとユーティリティーを打ってみてください。
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