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- 正しい形のはずなのに実は逆効果!? スイング難民を増加させる「フェイクフォーム」3選
熱心にスイングに関する情報収集をしているアマチュアの中には、間違った理解から正しいフォームを見失ってしまう「スイング難民」がいます。「正しいはず」と思っているスイングの形が、実は「フェイクフォーム」だと知らずに努力してしまっているのです。インドアゴルフレンジKz亀戸店の筒康博ヘッドコーチに代表的な「フェイクポーズ」を3つ紹介してもらいました。
間違った「タメ」だとかえってヘッドは走らない
飛距離アップを目指すうえでは「タメを作る」ことが必ずテーマとして挙がってきます。この動作を「ワキを締める」や「手首の角度を深くする」ことで行なうと、かえってタメを解く動作を助長してしまう恐れがあります。
トップでは右腕に90度ほどの角度がつきますが、ダウンスイングで徐々に角度が浅くなっていくことでグリップがヘッドより先行し、タメのようなものが生まれます。

その後は徐々に右腕が伸びて手首の角度が解けることでヘッドが加速し、飛距離が出るようになります。
ところがワキを絞めたり手首の角度を保とうとして、ダウンスイングで右腕の角度を鋭角に保つ「フェイクフォーム」を意識している人をたまに見かけます。これだとグリップが先行しなくなってしまい、一気にヘッドをボールにぶつける「タメのないスイング」になってしまいます。
ですから「ワキを締める」や「手首の角度を深くする」といったことは意識せず、ダウンスイングの途中で「シャフトが地面と平行になる」くらいで一度止まれるかどうか(適度なタメならば止まれる)という軽いチェックに留めておく方が、むしろスムーズにインパクトを迎えられるはずです。
スイングの「フェイクフォームに陥りやすいゴルファーには、ある共通点が見られます。それは部分的なフォームにばかり目がいってしまい、実際にスイングを行う「時間と流れ」に着目していない点です。
特にトップからダウンスイングに入ってからインパクトまでは、たった0.3秒ほど。この短い時間の中で「一度手首を折ってから伸ばす」といった複数の動作を命令することが現実的ではない真実に気がつけば、「結果としてそうなっているんだな」と思うだけで済むようになるはずです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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