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- 雨ゴルフ特有のミスは道具でカバーできる!? 梅雨時期に知っておきたい雨の日のゴルフを有利にするクラブ選びとは?
6月14日に東北地方も梅雨入りし、全国的に「雨の季節」が到来しました。そこで、ぬれたコース特有のミスを道具選びでカバーする方法についてゴルフフィールズユニオンの小倉勇人店長に聞きました。
一番嫌な「ザックリ」を避けられるクラブを選ぶ
ついに関東地方も梅雨入りし、ゴルフ場で雨に見舞われることも増える季節になってきました。
アマチュアゴルファーは雨が降るとスコアを崩しがちです。これってクラブで何とかならないのでしょうか。雨の日のゴルフで有効なクラブ、便利なクラブはあるのかゴルフフィールズユニオンの小倉勇人店長に聞いてみました。

「アマチュアが雨の日にスコアを崩す主な理由は、レインウエアを着て動きが悪くなったり、ぬれることで集中力を削がれることにあると思いますが、それ以外にもいくつか注意しなければならない点はあります。一つは地面がぬれて軟らかくなるため、ランが出にくいこと。もう一つは同様に地面が軟らかいせいでダフリやすいこと。さらに水のせいでクラブが地面に接したときに大きな抵抗を受けることです。これらを考慮して適切なクラブ選びをすることでムダなミスを減らすことはできるはずです」(小倉店長)
まずランが出にくいという点は、とくにドライバーなどで大きく飛距離を損なう原因になります。これに対処するには、ランをあまり計算せずにキャリーが多くなる弾道を目指すことです。
具体的には「カチャカチャ」機能などを使ってロフトを増やすこと、またウエートの位置を変えるなどして重心を深くし、高弾道の球を打ちやすくするのも有効でしょう。それでも晴れた日よりは飛距離が落ちることは受け入れ、無理に飛ばそうとしないことも大事です。
「アイアンに関しては、そもそもキャリー主体でプレーする男子プロなどは、雨の日はグリーンがやわらかくなって球が止まりやすいぶんピンをデッドに狙えるメリットもありますが、アマチュアはドライバー同様飛距離が落ちることを考慮したほうがいいでしょう。普段飛び系のアイアンを使っている人ほど大きく飛距離が落ちる可能性が高いので勇気を持って番手を上げるなどしてください」(小倉店長)
次にダフリやすい点に関しては、通常のショットやアプローチにおいては、ソールの広いクラブを使ってリーディングエッジが地面に刺さるリスクを減らすことが大事だと小倉店長はいいます。
アイアンかユーティリティー(UT)、ショートウッドで迷うような場面なら、ソールの広いFWやUTのほうがダフリにくいといえますが、コントロールショットに慣れていない人がムリに上の番手を持って抑えようとすると別のミスが出るリスクもあるので、そこは注意が必要です。
「アプローチでザックリが多い人は、こういう季節はとくにチッパーをオススメしたいですね。持っていなければ、ショートウッドやUTを使って転がして寄せたり、パターが使えないかを優先的に考慮すると、余計なミスは出にくくなると思います。ぬれた芝は転がりが読みにくく、慣れないと距離感が合わないかもしれませんが、ザックリよりはマシだと割り切って、安全策を取るのも賢い選択でしょう」(小倉店長)
水が浮いているときは抵抗でヘッドスピードが落ちる
ぬれた地面はクラブの抵抗が大きくなることも忘れてはいけません。これは芝の上にうっすらと水が浮いているような場合にとくに注意が必要で、ヘッドが少しでも手前から入るとバシャッと水しぶきが上がってしまいミスにつながります。
「こういう場合は、先ほどのダフリやすい軟らかい地面のケースと正反対で、むしろソールが広く接地面積が大きいクラブのほうが抵抗は大きく、ヘッドスピードを大きく低下させられてしまうので注意が必要です」
「普段からソールを滑らせて打つタイプの人はとくに起こりやすいので、こういう場合はなるべくソールの狭いアイアンで打つか、ハーフトップ覚悟でボールだけ拾うような対処が必要かもしれません」(小倉店長)
刺さることを警戒すべきか、水の抵抗に注意すべきかは判断が難しく、見極めるにも対処するにもある程度の技術や経験が必要です。しかし今年の梅雨こそそういった点に注意してプレーすることで経験値を積んでいきましょう。
さらに雨にぬれたラフはとてもやっかいです。重く、抵抗が非常に大きくなるので、普段なら難なく打てる深さのラフでも、全然飛ばせなくなるケースがあります。雨の日のラフは、脱出最優先でムリをしないことが重要です。
「もう一つ、雨の日のプレーで注意すべき重要なポイントがあります。それはグリップです。できるだけぬらさないようにすること、むれたらこまめに拭くことを心がけてください。長年使って劣化したグリップは雨の日はとくに滑りやすくなるので、できれば梅雨を迎えるにあたり、新しいグリップに交換することをオススメしたいですね」(小倉店長)
なお傾向として、雨に強いのはエラストマー素材よりもラバー素材のグリップで、表面にデコボコとした細かいテクスチャーが多いもののほうが滑りにくいと小倉店長はいいます。雨ゴルフが苦手な人は、参考にしてみてください。
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