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男子ゴルフ試合数4減から5増の“巻き返し”内幕とは? “開かれたJGTO”にスポンサーも熱視線!?【小川朗 ゴルフ現場主義!】
JGTO(日本ゴルフツアー機構)とジャパンゴルフツアー選手会は、10月30日から4日間、千葉の成田ヒルズCCで新規大会の「フォーティネット プレーヤーズ カップ」を開催すると発表しました。
谷原選手会長を中心に風通しの良い組織に
会見の頻度や情報発信の熱量が、前体制とは比べものにならないほど大きいのは、堀川副会長の言を借りるまでもないでしょう。その違いについて語るのが、前体制から選手会の運営に携わってきた選手会事務局の松本尚氏です。

「前体制と比べると、会議の回数が増えました。選手に『こういう試合をやりたい』とクライアントさんから話があった場合、前は『JGTOにそのまま引き継いで、あとは知らない』みたいな形の流れだったんです。今は倉本さんと選手会の関係が良好ですから、倉本さんに全部話を一旦上げて、(JGTOと選手会)双方の役割分担をうまく使いながら決めています。基本的に試合の記者発表などには、必ず選手会の理事会から誰かを出す形にして、選手の感想などを話すことが常態化されていることもあります」
一方で選手の最も大事な仕事は、トーナメントでベストパフォーマンスを演じること。大会を主催するのはJGTOの仕事で、選手に負担をかけるべきではない、という意見もあります。それについては倉本会長が次のように答えています。
「あくまでも(選手が)主体と言いながら、すべてわれわれ(JGTO)が携わってやりますから。うちの選手がやりたいことをしっかり聞いてそれを具現化していく、というのが私たちの仕事なので、主催でありながらも(選手には)そんなに負担はかからないと思っています」
選手たちの負担軽減――。それは谷原選手会長の手腕によるところも大きいようです。
「谷原が選手会長やっているってことが大きくて、みんな適度に順番で会見に参加をしてもらっていますし、会場の打ち合わせとか全体会議の最初だけ出てもらうっていうことも、臨機応変にやってもらってるんですよ(副会長の)堀川、石川(遼)、阿久津(未来也)に関しても、やりたいことはどんどん言って、何かあったら俺(谷原)が謝ればいいでしょっていうところなんで、選手会のまとまりはすごくいいんですよ。だから昨日の会見にしても亜久里に『出てくれ』って言ったら、もう二つ返事で『分かりました。出ます』って言ってくれていますから」(前出・松本氏)
諸星会長の“開かれたJGTO”のフレンドリーなイメージが広がりを見せ、トーナメントを開催したいという打診も増加傾向にあるという話も聞こえてきます。
イメージチェンジへの地道な努力が形となり、新体制がマイナスからのスタートとなった昨年3月の危機的状況から脱しつつあることは確かなようです。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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