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【独自】JGA加盟年会費の値上げにゴルフ場最大手が突き付けた“申し入れ” 業界を代表して表明した危機感とは?
JGAによる年会費の大幅値上げに、国内最大の運営グループであるアコーディア・ゴルフとPGMが異例の反対申し入れを行いました。背景にはJGAの説明不足や各地区連盟やゴルフ場の実情を顧みない一方的な動きへの不満があるようです。
「『もっときちんと旗振り役の仕事をやってください』という話だと思います」
これにはJGAも即座に反応しました。前出の山中氏とJGA管理本部の熊谷信太郎本部長が、都内の本社に出向いてアコーディアの三好康之社長とPGMの田中耕太郎社長に対して事情を説明しました。「お手紙を頂いたあと、お二人に会いに行って手紙の趣旨をお聞きして、われわれの立場をお話ししました。できることと、できないことがあるので、『慎重に議論させてください』とお伝えして帰ってきたということですね」(山中氏)。
席上、どのような内容が話されたのでしょうか。そのポイントについて突っ込むと、山中氏からはこんな答えが返ってきました。「『今のゴルフ業界には問題があるので、JGAにはもっときちんと旗振り役の仕事をやってください。それをやっていただけるなら、われわれはいくらでも応援しますよ』という話だと思います」。
アコーディア側も今回JGAに送った文書は「建設的な要望」であるとしており「当社グループとしては、今後もJGAとの対話を通じ、ゴルフ業界全体の発展に資する形で必要な意見表明を行って参ります」と、今後も議論を続行していくことを明らかにしています。
両社とJGAの対話がどのような方向に進んでいくのか。各地区の連盟やゴルフ場関係者も注目しています。ある地区連盟の関係者は強い口調でこう言いました。「多くの地区連盟が1~12(月)の決算になっています。JGAは4~3(月)決算。そのズレを考慮せずに、JGAは自分たちの都合で4~3(月)の決算に合わせて値上げをしている。そういうところに憤りを感じます」。別の連盟関係者も「急なのと、説明不足。これですよね」と厳しく指摘しています。
今、JGAがすべきことは、8地区に出向いて各ゴルフ場と連盟への丁寧な説明と、値上げを納得させられるだけの条件の提示。これができないと、新たな混乱と反発を呼ぶことにもなりかねません。早急な対応が必要なことを、関係者の怒りのコメントからひしひしと感じました。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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