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- 第1回リランキング 期待の“プロ1・2年生”たちの結果は? ステップ・アップ・ツアー実況アナが推す“主役候補”
JLPGAツアーは15試合を終え、第1回リランキングが実施された。出場優先順位が入れ替わる中盤戦は、若手選手たちにとって大きな転機となる。勢いに乗る選手、苦戦が続く選手――それぞれの現在地から、後半戦の主役候補を探る。
リランキング突破を追い風にさらなる飛躍の予感
JLPGAツアーは15試合を終え、第1回リランキングが実施されました。シード選手以外の出場優先順位が入れ替わり、ここから中盤戦の景色は大きく変わります。
そんな中、私が特に注目しているのが、ここから大きく羽ばたく可能性を秘めた若手選手たちです。
まずは、プロ2年目の福田萌維(めい)選手。
第12戦「リゾートトラストレディス」、第13戦「ヨネックスレディス」で2週連続のトップ10入りを果たし、この時点でリランキング突破を確実なものにしました(第1回リランキング22位)。
勢いのまま出場した翌週のステップ・アップ・ツアー「ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース」では、「最後のステップで優勝したい」と宣言し、見事に有言実行。現地で取材をしていても、レギュラーツアーで結果を残した自信が、プレーからも表情からも伝わってきました。今季の目標はリランキング突破だったそうですが、このまま一気にシード獲得まで駆け上がってほしいところです。

そしてもう一人、目が離せないのが吉﨑マーナ選手です。
アマチュア時代からツアーで活躍し、高校3年生で昨年のプロテストに一発合格。しかし、プロ転向後の今季序盤戦は、なかなか結果に結びつかない苦しい時期が続いていました。
そんな中、リランキング直前の「ニチレイレディス」では、主催者推薦選考会を突破して本戦に進むと、一気に優勝争いへ。惜しくもプレーオフでは敗れたものの、リランキングを77位から24位へと大きくジャンプアップさせ、中盤戦の出場権をつかみ取りました。
「何も変わっていないつもりだったのに、プロというだけでこんなにも(意識が)変わるものなのですね」
序盤戦に聞いたその言葉が、今も心に残っています。苦しい時間を経験したからこそ、今回の結果は大きな自信につながったはず。ここから始まる戦いへの期待感が、その表情からも伝わってきました。
ルーキーイヤーに苦しんだ吉澤柚月が今季、大ブレイク
一方で、ここからの巻き返しに期待したい選手もいます。
吉﨑選手と同じく、高校3年生でプロテストに一発合格した田村萌来美(もなみ)選手と伊藤愛華選手です。
田村選手は主催者推薦選考会からのツアー出場を目指してきたため、ここまでの出場はレギュラーツアー3試合、ステップ・アップ・ツアー1試合の計4試合のみ。試合数が限られていただけに、実戦の場に飢えているのではないでしょうか。リランキングは59位となりましたが、この先も引き続き選考会に挑むのか、それともステップを主戦場とするのか、注目です。
また、プロテストトップ合格を果たした伊藤選手は、開幕からレギュラーツアーにフル参戦してきましたが、リランキング55位と苦しい序盤戦となりました。
ただ、ルーキーイヤーの苦戦が将来を決めるわけではありません。
例えば、吉澤柚月選手。ルーキーイヤーは開幕から15試合連続予選落ちという苦難を味わいました。ですが、2年目にステップで初優勝を飾ると、3年目の今季は限られた出場機会で優勝争いに絡み、第1回リランキングを2位で突破。メルセデス・ランキングも現在17位と、文字通り着実にステップアップしているのです。
花開くタイミングは人それぞれ。だからこそ、周りと比べて焦るのではなく、自分のもとに巡ってきたチャンスを着実に生かすことが、その先の飛躍につながっていくのだと思います。
シーズン中盤から後半戦へ――。誰が新たな主役として飛び出してくるのか。若手選手たちがどんな成長を見せてくれるのか、ますます目が離せません。
小西 綾子(こにし・あやこ)

大阪府出身。日本体育大学 大学院体育科学研究科修士課程修了。大学院卒業後、スポーツ科学関連への進路もあったが、身近に感じたスポーツの楽しさ、醍醐味を伝える仕事をする決心をし、それまでのキャリアを捨てしゃべり手としての人生をスタート。ゴルフ中継の実況、ラウンドリポートに定評あり、インタビュアーとして選手からの信頼も厚い。主な出演番組は「JLPGA レギュラーツアー・ステップアップツアー中継」実況・ラウンドリポーター・インタビュアー(スカイA、U-NEXT)、「マナミ&光里のGOLF LOVERS」司会(J:COM BS、ゴルフネットワーク、スカイA )
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