「ナイス○○」もTPOが大事!「コイツ分かってるな」と思わせるゴルフの掛け声と使い方5選

ゴルフは、プレー中に相手に掛ける言葉がたくさんあります。上司や得意先との接待ゴルフをする際など、掛け声は覚えておいて損はありません。では、ゴルフにはどんな掛け声があり、それぞれどのような意味を持っているのでしょうか。

某監督並みに「ナイス」を連発すればいいってものでもない

 ゴルフには、様々なシチュエーションに応じた掛け声があります。

ゴルフ場はオープンエアーの広大な場所。声が通りにくいので「フォアー」は特に大きな声で 写真:ShutterStock

 掛け声もマナーの一環であり、同伴者と気持ちよくプレーするうえで大切な要素だといえます。とはいえ、何となく分かったつもりで使っているという方も多いかもしれません。誤った使用は、同伴者の気分を損ねてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。基本的な掛け声をしっかりと押さえてスマートなゴルファーを目指しましょう。

同伴者が良い当たりをしたら「ナイスショット」

 ゴルフの掛け声で最も有名なものは「ナイスショット」でしょう。同伴者が良い当りのショットを打てたときはこの掛け声を使いたいところですが、いくつか注意点があります。

 まずタイミングについてです。打った直後に声を掛ける人も見受けられますが、最適なタイミングは基本的にボールが落ちた後となります。一見良い当りでも、打球の方向や曲がり具合によってはバンカーに入ってしまったりOBになってしまう場合もあるからです。もし「ナイスショット」と掛け声をしていたら気まずい空気にもなりかねませんので注意しましょう。

 また、ゴルファーのレベルによって「ナイスショット」の基準は異なるということも理解しておきたいところです。例えば、上級者であれば良い当たりのショットはコンスタントに打てます。一見、ナイスショットのようでも、本人はミスショットと感じているということもあり得ます。主観的な要素も大きいため基準が難しいところですが、同伴者とコミュニケーションを取りながら判断していけばいいでしょう。

ボールがグリーンに乗った時は「ナイスオン」

 同伴者がボールをグリーンに乗せた時は「ナイスオン」と声を掛けましょう。この場合もボールがしっかりグリーン上で止まったことを目視で確認することが望ましいです。一見グリーンに乗ったように見えて、実はオーバーしていたというケースは比較的多いので注意が必要です。

 ここで意識すると良いことは、自分が一番グリーンに近い位置にいる場合は、率先してボールが止まった場所を確認するということ。打った人は自分のボールがちゃんとグリーンに乗っているかどうかがとても気になるものです。そんなときにしっかりとグリーンオンを確認して「ナイスオンです!」と声掛けをすると、とても喜ばれると思います。特に上司や得意先との接待ゴルフではこういった姿勢があると良いでしょう。

グリーン上では「ナイスタッチ」「ナイスイン」

 ゴルフにおける「タッチ」とは一般的に距離感のことを指します。カップインはしなかったけど距離感はピッタリの惜しいパッティングだった、というケースでは「ナイスタッチ」と声を掛けると良いでしょう。

「ナイスイン」はカップインしたときに使いますが、スコアに応じた使い分けは意識したほうが良いでしょう。バーディーパットが入ったときは「ナイスバーディー」、パーだった時は「ナイスパー」と言うのが一般的です。そのためには同伴者の打数を把握しておくことが大切です。

リカバリーショットが成功したら「ナイスアウト」

 ゴルフではミスショットの後にいかにうまく挽回できるかも重要な要素です。プレー中には多くのピンチといえる場面に遭遇すると思うので、この掛け声の出番は比較的多いのではないでしょうか。同伴者がバンカーやコース脇の林から上手く出せた場合には「ナイスアウト」と声を掛けましょう。

 その際、ただ大声で言うのではなく、難しい状況をうまく脱したことに対して感心したようなニュアンスを声に込めると、相手は自分のプレーをよく見てくれていると感じ、あなたとまたラウンドしたいと思ってくれるに違いありません。

隣のホールにボールが飛んだ場合は「フォアー」

コース内に民家がある場合、そちら方面に飛んでときも迷わず「フォアー」を

 この掛け声は安全性の観点からも非常に重要です。ショットを大きく曲げると、ボールが隣のホールのほうに飛んでしまう場合があります。隣のホールでプレーしているゴルファーに危険を知らせるために大きな声で「フォアー」と声掛けをして下さい。原則的には打った本人が率先して言うべきではありますが、危険に気付いたら同伴者も躊躇せずに声掛けをしましょう。また、逆に隣のホールから「フォアー」と掛け声があったら頭を守って危険をやり過ごすということを意識しておきましょう。

 もし、誤ってまだ前の組がいるうちにティショットを打ってしまったり、隣のホールから人が出てきて危ない場合、「フォアー」の掛け声とともに、曲がった方向を腕で差すとなお良いでしょう。

 万が一ボールが人に当たって怪我をさせてしまっては大変です。コースでプレーするゴルファーは全員知っておくべき掛け声ですので、しっかり押さえておきましょう。

※ ※ ※

 ゴルフには様々な掛け声がありますが、状況に応じた使い分けが必要になります。同伴者のプレーをしっかりと見ていないと適切な掛け声は難しいでしょう。そういった意味でも掛け声がしっかりできるようになれば、ゴルファーとして一歩成長したと言えるのかもしれません。

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