- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- 苦手な番手ほど練習すべき…は本当に正解? スコアアップにつながる意外な考え方
苦手な番手でストレスをためるよりも、得意な番手で自信を深めていくほうが、上達への近道なのかもしれません。その一方で、苦手な番手を放置するわけにもいきません。迷えるアマチュアは、一体どんな練習バランスを意識すればいいのでしょうか。
“得意”の比率を高めたほうがイメージも良く、メンタル的にも健全
最大14本のクラブを使い分けるゴルフでは、レベルの違いこそあれ、誰しも得意な番手と苦手意識がぬぐえない番手があるものです。それはドライバーやフェアウェイウッドのような特徴的なクラブだけでなく、アイアンでも1番手違うだけで得意・苦手が分かれることがあります。
ゴルフはミスを減らすことがスコアアップにつながる競技だけに、「苦手な番手を重点的に練習すべきでは」と考えがちですが、実際はどうなのでしょうか。

レッスンプロの小松拓夢氏は、「苦手な番手も無視できませんが、得意、あるいは好きな番手の練習比率を高めたほうがスイングのイメージが良くなり、メンタル的にも健全だと思います。私自身も学生時代は得意な番手をみっちり練習していました」と話します。
さらに詳しく聞きました。
「普段の練習では、もっとも重たいウェッジからゆっくり振り始め、全身の筋肉をほぐしながらスイングの感覚を呼び起こしていくのが一般的です。もし、いきなり長いクラブから打ち始めているのであれば、ウェッジから段階的に長いクラブへ移行するメニューを習慣にしてほしいですね」
「そして、スイング作りやスイング改良に取り組んでいるなら、振りやすいと感じる“得意な番手”で練習したほうが効率的です。もし得意な番手がない場合は、7番アイアンからピッチングウェッジまでのミドル~ショートアイアンの中で“好きな番手”を作ることをオススメします。好きな番手で練習を重ねて得意な番手になれば、“得意な距離”も生まれ、ラウンド中のマネジメントがしやすくなります」
「自信を持って打てる距離があれば、とにかくグリーンに近づけようと無理に飛ばしたり、逆に刻むことへ抵抗を感じたりすることも少なくなるでしょう。さらに得意な番手は、リカバリー時の“お助けクラブ”にもなってくれます」
得意:苦手の練習割合は「8:2」が良バランス
筆者はどちらかというと、苦手な番手を徹底的に練習するドMタイプ(?)なのですが、苦手な番手はどのように扱えばいいのでしょうか。小松プロはこう続けます。
「得意と苦手の練習割合は、8:2くらいがバランスが取れていると思います。苦手を苦手のまま放置していると、いつまでたっても苦手なままなので、克服する努力も必要です。また、偶数番手と奇数番手を日によって分けて練習したり、1球ごとに番手を変えたりと、遊び心を持ちながら満遍なく練習するのもオススメです」
「一方で、稀なケースですが、練習場ではうまく当たらないのに、ラウンドではなぜか調子がいい番手もあります。私の場合はフェアウェイウッドがそれです。ラウンドで使う頻度がそれほど多くないという事情もありますが、普段の練習ではイメージが悪くなるだけなので、ほとんど握りません。イメージがいい番手なら、“あえて練習しない”という選択肢もあるかもしれません」
筆者の場合、クラブセッティングの中で「苦手を作りたくない」という意識が強く、ユーティリティーではもっとも長い3番、アイアンではもっとも長い6番の練習比率が高くなっています。
「もっとも長い番手が打てれば、それ以下の番手も打てるはず」という、ある意味で自己暗示も含まれています。ちなみに、もっとも球数を費やしているのは、アプローチも含めた58度のウェッジです。
ショットの成否は、アドレス時のメンタルに大きく左右されます。不安を抱えたままスイングすれば、本来成功するはずのショットまでミスにつながりかねません。だからこそ、自信を持って振り抜ける番手を一つでも増やすことが、結果的にスコアアップへの近道になるのではないでしょうか。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうかいろいろと妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。
最新の記事
pick up
ranking











