3番ウッド・3番UTは今すぐクビにすべき!? ウェッジ4本体制がメリットしかない理由 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

3番ウッド・3番UTは今すぐクビにすべき!? ウェッジ4本体制がメリットしかない理由

最近は世界のトッププレーヤーでもウェッジを4本以上入れる選手が増えていています。例えば5月の「全米プロ」で優勝したジャスティン・トーマスは46度、52度、56度、60度とウェッジを4本入れていました。今回、カリスマクラブフィッターに話を聞くと、ウェッジを増やすセッティングはアマチュアにこそメリットがあるそうです。

アマチュアがアプローチを打つ回数はプロの2倍以上

 最近は世界のトップ選手が3番ウッドなどの長いクラブを抜いて、ウェッジを1本増やすようになりました。これはアマチュアゴルファーも真似するべきなのでしょうか? 今回はカリスマクラブフィッターとして活躍する鹿又芳典さんに話を聞きました。

PW相当のものも入れると単品ウェッジを4本入れている全米プロ王者のジャスティン・トーマス 写真:Getty Images

「もちろんです! むしろ、本来はプロゴルファーよりもアマチュアがやるべきセッティングです。プロがウェッジの本数を増やす理由はセカンドショットでグリーンを外したときでもパーで上がる確率を高めるためです。アマチュアがセカンドショットでグリーンを外す確率はプロの2倍以上あります。それだけアプローチを打つ機会が多いわけですから、ウェッジがたくさんあったほうが絶対に有利です」

 アマチュアだと52度、58度の2本で色んな距離を打ち分けようとする人が多いですが……。

「それがアプローチでは一番難しい技術。だからツアープロでもウェッジを増やしているんです。52度と56度があれば、残り90ヤードは52度、残り60ヤードなら56度を同じ振り幅で打つことができます。でも、52度1本しかないと90ヤードはいつもの感覚で打てても、60ヤードは振り幅やスピードを調整しながら打たないといけない。調整しようとするからインパクトがゆるんだりしてミスしてしまう。1本のウェッジで距離を調整するというのは、皆さんが思っているよりも高度なテクニックです」

 では下の番手を増やすためには、どういう組み合わせにすれば良いのでしょうか?

「まずはアイアンセットに入っているPWのロフト角を確認してください。PWのロフト角から4度刻みでウェッジを入れていくのが基本です。最近のアイアンセットの場合、ロフトが立ってきているのでPWでも42度くらいが増えています。そうなると次は46度、52度、56度、そして60度を入れても良いでしょう」

 ウェッジを増やしたときに外すクラブは?

「もし3番ウッドを入れていたら、それを最初に抜いてください。3番ウッドはロースピン化されてきていて、女子プロにとっても打球が上がりにくく、難しいクラブになってきました。最初から3番ウッドを入れていないのであればユーティリティで最も長い番手を外すことをオススメします。ユーティリティーにはやさしいイメージがありますが、それは5Uや6Uのようにロフト25度前後の場合です。ロフト20度前後の3U、4Uは決して簡単ではないので、アマチュアが無理に使う必要はないと思います」

 ミスする確率が高かった3番ウッドや3番ユーティリィティーを抜いたうえに、1本のウェッジで距離を打ち分ける難しいアプローチをすることもなくなれば、相乗効果で大幅なスコアアップにつながるかもしれません。

ロフト角のバリエーションが豊富な人気ウェッジ

タイトリスト ボーケイSM9(アクシネット ジャパン)
46度、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度、62度

ミルドグラインド3(テーラーメイドゴルフ)
46度、50度、52度、54度、56度、58度、60度

DJ5(フォーティーン)
44度、46度、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度

クリーブランドRTX ZIPCORE(ダンロップ)
46度、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度

JAWS フォージド(キャロウェイゴルフ)
46度、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度

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