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西村優菜の激うまバンカーショット 投入したばかりの「ジョーズRAW」ウェッジが貢献していた
「ニッポンハムレディスクラシック」で今季2勝目を挙げた西村優菜は、6月に優勝した「ニチレイレディス」からウェッジを違うモデルに変更していました。その理由は?
「フェースに食いつく感じでイメージが出しやすい」
先週の「ニッポンハムレディスクラシック」で優勝し、今季2勝目となった西村優菜。6月に優勝した試合からウェッジを違うモデルに変更していました。
西村は6月の「ニチレイレディス」で優勝したときは50度、54度の「ジョーズフォージド」と58度の「ジョーズ FULL TOE」を使っていましたが、その2週間後の「資生堂レディス」から新ウェッジ「ジョーズRAWブラック」を投入。
「ジョーズRAW」シリーズは7月22日に発売されるニューモデルです。モデル名にあるRAWは英語で「生」「原料のままの状態」を意味する言葉であり、このウェッジはフェースがノーメッキになっていることが特徴。
この新兵器について西村は「ボールがフェースに食いつく感じがあって、イメージが出しやすい。抜けもすごく良くなった」と語っていました。
「ジョーズRAWブラック」を使い始めて2週目の「ニッポンハムレディスクラシック」は、2日目からトップを守り抜いての逃げ切り優勝でした。
しかし、危ない場面がなかったわけではありません。最終日には2位の野澤真央に一度はトップタイに並ばれ、1打差リードで迎えた最終18番ホールでは2打目をバンカーに入れて大ピンチを迎えました。それを救ったのが58度の「ジョーズRAWブラック」。バンカーから打ったアプローチはカップから約60センチにつけるスーパーショット。それがウイニングショットとなりました。
前回優勝した「ニチレイレディス」では50度、54度、58度とウェッジを3本入れていましたが、「ニッポンハムレディス」では52度と58度の2本でした。その理由について西村はこう明かしています。
「普段の試合は50、54、58度にしてスプーン(3W)を抜いたり、54度を抜いてスプーンを入れたりしていました。でも、今週は52度を作ってもらったので、52度と58度にしてスプーンを入れました。今週のコース(桂ゴルフ倶楽部)は54度よりも52度の方が使う機会が多いかなと思ったので」
キャロウェイゴルフの担当者に話を聞くと、西村のウェッジには微妙な調整をしているそうです。
「本人からのリクエストとしてソールの当たり方は今までのウェッジと同じにしたいということで、ソールには少し丸みを持たせるようにラウンドをつけています」
ちなみに西村はウェッジでもカーボンシャフト「MCI80」を使い、パターのシャフトもカーボン混合の「ストロークラボ」を使っているのでドライバーからパターまで全14本がカーボンシャフトになっています。
昨年は4勝を挙げて、今年も前半戦ですでに2勝。後半戦では間違いなく、年間女王争いを繰り広げるでしょう。
西村優菜の最新セッティング
ドライバー エピックスピード(ロフト/9度 シャフト/スピーダーNX50)
FW エピックスピード(3W、5W/スピーダーNX50)
FW グレートビッグバーサ(7W、DIVINE NINE シャフト/スピーダー569 エボ3)
UT エピックスター(6U シャフト/フジクラMCH60)
アイアン Xフォージドスター(6I-PW シャフト/フジクラMCI70)
ウェッジ ジョーズRAWブラック(52度、58度 シャフト/フジクラMCI80)
パター オデッセイ ホワイトホットOG #7Sパター(シャフト/ストロークラボ )
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