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- 「生溝」なら激スピンを手に入れられる!? 話題のウェッジ「キャロウェイ JAWS RAW」を打ってみた!
7月に発売されゴルファーの間で話題になっているのがキャロウェイ「JAWS RAWウェッジ」。「生溝」を採用し、これまでにないスピン性能を発揮するという。そこで早速、イラストレーターの野村タケオ氏に試打してもらいました。
「JAWS RAW」の「RAW」ってなんだ?
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。グリーン周りの小技でスコアを作るタイプの僕としては、やはりウェッジとパターの新製品はとても気になる存在です。
特にウェッジは顔の好みや、バンスの形状、スピンの掛かり具合など、いろいろと気になる部分が多い。そんな僕が今一番気になっているのが、少し前(7月22日発売)にキャロウェイから発売された「JAWS RAWウェッジ」です。
なんでもめちゃくちゃスピンがかかるって話なんですよ。あまりにも気になりすぎるので、さっそくお借りしてコースで打ってみました。
もちろんスピンの秘密はノーメッキだけでなく、溝のエッジを鋭くした37Vグルーブ(ロフト54~60度。48~52度には20Vグルーブとフェースブラストを採用)のおかげってのもあります。
また溝と溝の間に斜めに小さな凸部を配したことで、特にフェースを開いて使ったときのスピン性能がアップしています。
デザインだってめちゃカッコいいです!
バックフェースのデザインですが、もうこれは文句なくカッコいい(個人の感想です)。キャロウェイのロゴの入り方もカッコいいですし、ソール部にある4つのウェイトポートもカッコいい。
このウエートポート、デザイン性だけじゃなく機能性のアップにもひと役買っているんです。ロフト54、56度のモデルではバックフェースのトウ側1つ目のウエートポートに、ロフト58、60度のモデルではトウ側2つのウエートポートに、それぞれタングステンが装着されています。
これにより、重心位置はトウ・ヒール方向のフェース中央に配置されることになり、フェースを開いて打つショットの際のヘッドのブレを軽減してくれる効果があるそうです。考えられてますね~。
構えてみると、リーディングエッジがあまり丸くなく、真っすぐになっています。これはツアープロがストレートなリーディングエッジを好むことが多いという理由でデザインされたようです。
とても構えやすくて、ラインも出しやすい。開いて構えても違和感なく、とても使いやすい形状だと思いました。
ウワサどおりの激スピンに驚き!
さて、さっそくコースで打ちましたが、これ本当に激スピンです! ノーメッキウェッジは今まで何度も打ってきましたが、その中でもこの「JAWS RAWウェッジ」は本当にスピン性能が高い!
フェースにボールが乗っかって食いつくような感じで、かなり低い球が出ます。20ヤードくらいのアプローチだとすると、腰の高さまで上がるかどうかって感じの弾道で飛んでいき、キュキュっとスピンがかかります。
この高さで飛んでくれると、ラインや距離感がとても出しやすい。本当にここまでスピンがかかるウェッジってなかなかないんじゃないでしょうか。打感もとても柔らかく、打っていて気持ちよかったです。これもノーメッキフェースのおかげなのかな?
僕が使ったのは58度のSグラインドとWグラインドの2種類。
Sグラインドは一番スタンダードなソール形状で、基本的にはスクエアに構えて使うタイプですが、開いても使えます。僕はほんの少し開いて使ったときが気持ちよかったです。バンカーで開いても使いやすかったです。
そしてWグラインドはソール幅が少し広めで、少しダウンブローに入っても滑ってくれるやさしい形状です。
これは基本的にスクエアで使うタイプですね。バンカーでもスクエアなまま使えば、しっかりとバンスが効いてくれるので優しく打てます。ウェッジがいまいち苦手だな~って人には比較的オートマチックに打てるWグラインドがオススメです。
他にもいろいろな打ち方に対応しているXグラインドや、今回新しくラインナップされたZグラインドが用意されています。
キャロウェイの「JAWS RAWウェッジ」をコースで試しましたが、普通に打てば簡単にスピンがかかるウェッジでした。デザインがカッコいいし、ソール形状を選べばどんなタイプのゴルファーにも使いやすいと思いました。
また「RAW」って名前がなんだかプロっぽくてカッコいいじゃないっすか。ノーメッキウェッジには憧れがあるけど、錆びるから手入れが大変なんだよね~って思っている人にも、このウェッジはフェース面の溝の部分だけがノーメッキなので手入れも楽です。
カッコよくて、激スピンな「JAWS RAWウェッジ」、あなたも一度試してみてはいかがでしょうか?
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