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契約フリーの蛭田みな美 “クラブ自作”の経験もあるギア玄人の父が選んだ4社混合セットで初優勝
26歳、プロ8年目の蛭田みな美(ひるた・みなみ)がレギュラーツアー179試合目となるCAT Ladiesで悲願の初優勝を遂げました。セッティングを調べると、父と歩んだ二人三脚のプロゴルファー人生が見えてきました。
「G430 MAX」でドライバーが安定しトータルドライビング4位に躍進
26歳、プロ8年目の蛭田みな美がレギュラーツアー179試合目となるCAT Ladiesで悲願の初優勝を挙げました。

2021年に本間ゴルフと契約した蛭田ですが、現在はクラブ契約フリー。優勝した試合ではピン、キャロウェイ、タイトリスト(スコッティ・キャメロン)、ヤマハというメーカー4社を組み合わせた複雑な混合セットになっていました。このセッティングにした理由について、蛭田は次のように明かしました。
「ほとんどのクラブは、父が『これ、どうだ?』と言って打たせてくれた中から選んだものです。クラブのことは私より父のほうが全然詳しいので、結構頼りにしています」
蛭田の父・宏さんは獣医師でありながら、東北では有名なトップアマ。そしてギアの玄人です。福島県の自宅にはゴルフクラブの調整ができる工房をつくり、クラブを自作していた時期もあったそうです。ちなみに、蛭田本人はクラブ選びで重視するポイントをこう語ります。
「最近はフェードを打つようにしているので、フェードを打ちやすいクラブというのはセッティングの中で一番の要にしています」
プロ入り後の蛭田のドライバーを調べると、2017年シーズンはブリヂストンの「J715シリーズ」を使っていました。そして、19年になると「ツアーB JGR」に。その後はキャロウェイの「マーヴェリックシリーズ」を使い、21年以降は本間ゴルフと契約したことで、同社の「T//WORLD GS」や「ベレスNX」を使っていました。
そして、今シーズンは開幕戦からピンの「G430 MAX」を使い始めたことでドライバーショットが安定。今季はトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率のトータル順位)が4位と、過去最高の成績を残しています。
現在は獣医を休業して蛭田のキャディー兼コーチをしている宏さんですが、クラブフィッターとしても娘をサポートする存在。今後も父と娘の二人三脚で、ますますの活躍を期待したいところです。
2023 蛭田みな美の最新セッティング
1W:ピン G430 MAX
3W:ヤマハ RMX VD(ロフト/15度)
7W:キャロウェイ マーヴェリックサブゼロ
5U:ピン G410(ロフト/26度)
5I-PW:ピン i210
AW:ピン グライド4.0(ロフト/50度)
GW:ボーケイ SM8(ロフト/52度 シャフト/KBSツアー)
SW:ピン グライド プロト(ロフト/58度 シャフト/KBSツアー)
パター:スコッティ・キャメロン ニューポート2 GSSプロト
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