バッテリーの重さはほとんど気にならない
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。いや~、今年の夏も暑いですが、それでもゴルフには行きたい。
僕も毎年、暑さ対策グッズをいろいろと試していますが、数年前から気になっていながら試せていなかったものがあるんです。それがファン付きウエア。そう、ファンが付いていて風が服の中に送り込まれるウエアです。

もともとは屋外で作業をされる方が使っていた服ですが、数年前からゴルフ用のものも出回っています。で、元が作業用ってことであれば、やっぱ「ワークマン」でしょ、ってことでワークマンのゴルフ用ファン付きウエアをコースで試してみました。
僕が今回試したのはワークマンの「ウィンドコアショットベスト」です。このウエア自体の価格は3900円(税込み)ですが、ファン(4980円)とバッテリー(4900円)は別売りとなっています。
それらを全部買うと1万3780円となります。ワークマンにしては高いのかな~なんて思っちゃいますが、ゴルフウエアメーカーのファン付きウエアと考えるとかなりお買い得価格ですね。
まずデザインですが、これがかなりイケてる。僕が着ているのは「ネイビー×レッド」というカラーですが、これめちゃくちゃよくないですか。やっぱトリコロールカラーってのはいいですよね。

ファンは左右の腰のあたりについていて、そこにバッテリーをつないで、内ポケットに入れておきます。バッテリーが少し重めですが、僕はあまり気になりませんでした。ウエア自体は軽量で、ファンを付けてもそこまで重くありません。
ワキと裾は風が逃げてしまわないように絞れるようになっています。ポケットが意外とたくさんついていて便利そうです。僕は特に入れるものがありませんでしたが。
ファンの強さは4段階になっていて、バッテリーのスイッチで調整します。3番目の強さにして使ってみましたが、けっこう風が服の中に入ってきますね。
ファンを使用しても膨らまないので邪魔にならない
何年か前に同じようなファン付きウエアを試したときはもっと服が膨らんで”マッチョな人”っぽくなったのですが、これはあまり膨らまず、スマートな感じのままでした。ただ、やはりファンの音は少ししますね。特に3とか4くらいの強めにしたときには、少しキーンという高めのモーターの音がします。

個人的にはそこまで気にならないですが、同伴者に対しては少し気を使わないといけないかもしれませんね。同伴者が打つときなどはファンを止めるか、少し遠くに離れるかしたほうがいいかもしれません。このときの同伴者に聞いてみたところ、そこまで気にならないといっていましたが、神経質な人もいますからね。
そのスイッチのオン・オフや強弱の調整がわざわざバッテリーを取り出してしなければいけないのが少し面倒に感じました。もっと簡単に操作できるとうれしいな、と思いました。
で、肝心の涼しさですが、涼しいというよりも、体が熱を持たないので暑くなりすぎないって感じでしょうか。風が入ってくるといっても、冷たい空気ではなく外気がはいってくるわけですからね。
でも、風が空調服の中を吹き抜けてくれるので、体はサラッとするし、体の表面温度を下げてくれるからけっこう快適。そういう意味では涼しく感じるといってもいいかもしれないですね。

ファンを回したままでも意外と気にならずショットできたので、これは真夏のラウンドにはかなりオススメできるウエアじゃないかと思います。
パッと見、ファン付きウエアに見えないシルエットとデザインもいいですね。ちょっとオシャレで涼しいウエアを探している人は、一度試してみるといいかもしれませんよ。
※「ウィンドコアショットベスト」はサマー製品のため、店舗によっては品切れの場合があります。