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- 原英莉花が米ツアー2次予選会からの挑戦を明言 「今、ゴルフができているのが奇跡かもしれない」
日本女子プロゴルフ選手権の3日目、原英莉花は10番からスタート。、13ホール目まで2バーディー、1ボギーでプレーしていたが、14ホール目の5番で痛恨のダブルボギー。だが、次の6番から3連続バーディーを奪って、通算2オーバー。33位タイに浮上した。
「スコアを伸ばせないもどかしさはあるけど、開き直ってるので」
◆国内女子プロゴルフ<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 9月7~10日 パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県) 6755ヤード・パー72>
来季の米ツアーを目指す原英莉花が、ジワリと順位を上げ、今後のプランをハッキリと口にした。
第56回日本女子プロゴルフ選手権の3日目。前日、通算4オーバーで早い時間にホールアウトした時には、予選通過をあきらめかけた。だが、午後になってスコアを崩す選手が続出し、59位タイで予選を通過。決勝ラウンドに進んだ。

第3ラウンドは10番からスタート。、13ホール目まで2バーディー、1ボギーでプレーしていたが、14ホール目の5番で痛恨のダブルボギー。だが、次の6番から3連続バーディーを奪って、通算2オーバー。33位タイに浮上した。
「スコアを伸ばせないもどかしさはあるけど、開き直ってるので。まあ、こういうこともあるんだな、と思ってやってます。私は今日(タッチが)あったからいいけど……。ちょっとずつこのグリーンにも慣れてきたし、ショットはある程度いいので(最終日も)サクッと回りたいです」と、笑顔になった。
5月にヘルニア摘出手術を受け、ツアーに復帰したのは8月。これが復帰後5試合目となる。それでも、心に決めた米ツアーへの思いは変わらない。
「(Qスクールは)10月の2次(17~20日、フロリダ州・プランテーションG&CC)から受けます」と明言。今後を見据えて、11月に日本を舞台に行われる米ツアーの1戦でもあるTOTOジャパンクラシック(2~5日、茨城県・太平洋C美野里C)への出場も目標に掲げている。
米ツアーの選手も大勢出場するため、出場資格は富士通レディス(10月13~15日)終了時のメルセデス・ランキング35位まで。原は故障で3カ月近いブランクがあるため、現在50位。しかも、米ツアーQスクール2次挑戦のため国内で出場できない試合がある。ポイントが通常の4日間大会の1.333倍になる公式戦である今大会、3週後に行われる日本女子オープンは、できる限り上位に入ってポイントを稼ぎたいところだ。
とはいえ、現在は焦りもない。「こんなに長期離脱するとは思ってもいなかったけど、なるようにしかならない。目の前の1打に向かうだけです。焦っても仕方ない。今、ゴルフができているのが奇跡かもしれない。楽しいのが一番です。時には苦しい選択が必要なこともあるけど、それも楽しくやるため」と口にできるのは、大きな故障を乗り越えたからの強さだろう。
「もちろん優勝を狙ってプレーしています。毎日反省点はありますけど、常に前向きです」。故障を乗り越え、大きくしなやかな強さを身につけた原が、大きく羽ばたくための助走を続けている。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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