弾道計測器を使ったら“ぼっち練習”でもうまくなれる? 「フライトスコープ」で検証してみた | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

弾道計測器を使ったら“ぼっち練習”でもうまくなれる? 「フライトスコープ」で検証してみた

PGAツアーのトップ選手も使用している弾道測定器が「フライトスコープ」です。2023年3月には、約30万円の価格帯でプロレベルの計測が可能な「Mevo +」が発売されました。それを使った計測方法を取材したところ、弾道データを計測するだけではなく、“レッスンコーチの代わり”になることがわかりました。

フライトスコープ「Mevo +」を使用して細かく計測

 PGAツアーのトップ選手も使用している弾道測定器が「フライトスコープ」です。多くのツアープロが使っているのは約180万円の「X3」という最高機種ですが、2023年3月に約30万円の価格帯でプロレベルの計測が可能な「Mevo +(ミーボプラス)」が発売されました。この「Mevo +」を使った計測方法を取材したところ、弾道データを計測するだけではなく、“レッスンコーチの代わり”になることがわかりました。

フライトスコープ「Mevo +」
フライトスコープ「Mevo +」

 今回、フライトスコープの「Mevo +」の検証に訪れたのは、東京都世田谷区用賀にある「フライトスコープジャパン」本社内のパフォーマンススタジオです。検証するのはe!GolfスタッフのT(40歳・男性)さん。Tさんは週2回程度の練習を欠かさず、練習中は必ずスマホで自分のスイング動画を撮影する熱心なゴルファーです。

 YouTubeのレッスン動画などもこまめにチェックしているそうですが、なかなかスコアアップできないことに悩んでいました。そして、一度、自分の正確な弾道データを調べたいということで、フライトスコープの「Mevo +」に興味を持ったそうです。

 担当してくれたのはフライトスコープジャパンのマネジャー・西本ジェイソンさん。ハワイ生まれの西本さんは、高校生でハワイ州のチャンピオンとなったすご腕ゴルファーです。

 今回は「Mevo +」に、約12万円の「Mevo+プロパッケージ」を追加したバージョンで計測。まずは7番アイアンの弾道を調べました。Tさんのデータはキャリーが135~140ヤード前後、クラブスピードは35メートル/秒前後、ボールスピードは47メートル/秒前後でした。

T「距離はコースで想定している通りですね」

西本「でも、スイング軌道のデータを見るとダフリやプッシュアウトのミスが多いのではないですか?」

T「えっ!? なぜ、わかったのですか? 私は少し調子が悪くなると右に飛んでそのまま戻っていないプッシュアウト系で、それがヒドくなるとダフリになります」

西本「計測データを見れば、そうなることはわかります。Tさんは『Hプレーン』が5度近く右になっています」

T「すみません…。『Hプレーン』というのは何ですか?」

西本「Hプレーンはわかりやすく言うと、横方向から見たスイング軌道です(ホリゾンタル・スイングプレーン)。Tさんの場合、もう少し左に振るイメージの方がミスは減ると思います」

T「インサイドから入りすぎていたということですか?」

西本「その通りです」

 さっそく、Hプレーンの軌道を意識して計測を再開。少し左方向を意識して振ると、

T「方向性が良くなりましたし、キャリーも距離も5ヤードくらい伸びました」

西本「そうですね。『Vプレーン』を見てもダウンブローになったので、上から打ち込む感じになってきました」

T「『Vプレーン』というのは何ですか?」

西本「Vプレーンは縦方向で考えたときのスイングプレーン(バーティカルスイングプレーン)です。元々、TさんはHプレーンが右を向いていてインサイドからヘッドが入っていたので、シャロー軌道でした。それを修正して、少し左を意識したことでダウンブローの角度がついてきたと思います」

T「それで飛距離も伸びたんですか?」

西本「ダウンブローになると、インパクトロフトが立ってきます。それが飛距離アップにつながりました」

フライトスコープのデータを見たら“間違った努力”をしなくていい

【写真】フライトスコープ「Mevo +」検証の様子を見る

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フライトスコープ「Mevo +」
フライトスコープ「Mevo +」検証の様子
フライトスコープ「Mevo +」検証の様子
フライトスコープ「Mevo +」検証の様子
フライトスコープ「Mevo +」検証の様子
フライトスコープ「Mevo +」
フライトスコープジャパンのマネージャー・西本ジェイソンさん
フライトスコープ「Mevo +」検証の様子
フライトスコープ「Mevo +」
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