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- 今夜開幕! プレーヤーズ選手権の世界一有名な浮島グリーン アマチュアがプレーしたら“池ポチャ率”は何%?
日本時間の今夜開幕する“第5のメジャー”プレーヤーズ選手権。この大会といえば浮島グリーンの17番パー3が有名です。PGAツアーのトッププロでも手こずる名物ホールをアマチュアがプレーしたら、いったいどのくらいの確率で池ポチャするのか? そんな素朴な疑問に答える投稿をPGAツアーが公式インスタグラムで公開しました。
世界のトップ選手でも10回に1回は池に入れる
日本時間の今夜開幕する“第5のメジャー”プレーヤーズ選手権。この大会といえば浮島グリーンの17番パー3が有名です。PGAツアーのトッププロでも手こずる名物ホールをアマチュアがプレーしたら、いったいどのくらいの確率で池ポチャするのか? そんな素朴な疑問に答える投稿をPGAツアーが公式インスタグラムで公開しました。
プレーヤーズ選手権の開催コースはTPCソーグラス(フロリダ州)のスタジアムコース。浮島グリーンが代名詞となっている鬼才ピート・ダイの作で、17番パー3は世界一有名な浮島グリーンといって差し支えないでしょう。ちなみに敷地内にはPGAツアー本部も構えられており、米プロゴルフの“総本山”でもあります。
この17番、距離はわずか137ヤードしかありませんが、世界のトップ中のトップが集まるPGAツアーの選手たちにとっても超難関。2003年以来の21年間で池に打ち込まれたボールは実に990球を数えるといいます。概算ですが、10回のティーショットにつき1回は池ポチャしている計算です。
さて、世界最高峰のPGAツアー選手、しかもエリートフィールドに集う猛者たちであっても1割の確率でボールを献上する恐怖のパー3で、普通のアマチュアはどのくらいの確率で池ポチャするのでしょうか?
PGAツアー公式は昨年の1月20日に一般営業のスタジアムコースに訪れた95人のアマチュアを調査。すると驚くべきことに、95人のプレーヤーに対して池に打ち込まれたボールは人数を上回る102球。要するに打ち直しを選択はしたものの、あえなく再び(あるいはみたび…)池ポチャに終わった人がいかに多かったかということでしょう。
ショット毎に見た池ポチャの確率は56%と半数以上。また、すべての組で少なくとも1球は池に打ち込んでいたそうです。
スコアは何打が一番多かった?
このホールを上がったスコアの内訳ですが、バーディーがわずか3人、パーが23人、ボギーが12人。ここまでは世界で屈指のパー3をプレーした経験が“いい思い出”となる範囲でしょう。問題はそれ以降。ダブルボギーは11人と意外に少なく、トリプルボギーが19人と少し増え、最後のクアドラプルボギー(+4)以上が27人と最も多い結果となりました。ちょうど6割がダボ以上を叩いたことになります。
でも、“叩いて元々”の超難ホール、何打打ったとしても、ここをプレーしたという事実だけで十分“いい思い出”といえるのかもしれません。むしろドツボにハマればハマるほど、強く印象に残るという考え方も……。実際、95人のうち10人は3球かそれ以上、池に入れて帰っていったそうです。その10人のゴルファーはきっと一生その経験を忘れないでしょう。
ちなみにスタジアムコースのピーク時グリーンフィーは900ドル(約13万円)だそうですが、フロリダまで行く時間とお金に余裕のある方は、一生一度、唯一無二の体験として、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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